アルミサッシができるまで
2.ビレット
世界各地から輸入されるアルミニウムの地金を主原料としてアルミビレットが作られます。 このアルミビレットという合金が、アルミ建材の素材となります。
鋳造機に流し込み、ビレットを作ります。 | |||
溶解炉で、インゴット(地金)を溶かし、品種に応じてマグネシウム、シリコンなどを加えて、成分を調整します。 インゴットとは、アルミニウムなどを溶かして合金などに使えるような状態になっている地金のことです。 |
ピット鋳込みの終わったビレットを取り出し、自動搬送傾転装置で次の工程へ運びます。 | ||
連動式均質炉では、加えたマグネシウムなどが均質に分散するように熱処理します。 | 必要に応じた寸法に切断します。 |
アルミニウムはボーキサイトとよばれる鉄鉱石が原料です。
このボーキサイトからアルミナ(酸化アルミニウム)を作り、そこからアルミニウムを取り出します。
ボーキサイトから取り出したアルミナ(酸化アルミニウム)を電気分解することで、アルミニウムを取り出します。この工程を「製錬」といいます。