三協アルミは、環境に配慮し安全・安心で快適な空間と生活づくりに役立ち、また長く満足していただける商品の提案を進めています。
環境配慮設計指針に基づいた商品づくりについてご説明します。
環境配慮設計指針による商品開発
当社では、「環境配慮設計指針」を基本として商品開発を行っています。この中では、「省エネルギー」「省資源」「資源有効活用」「環境保全」の四つのコンセプトに基づき、材料選定、生産、流通、施工、使用から解体・廃棄までのライフサイクルでの環境負荷低減に努めています。
具体的には、すべての新規開発商品について、43の環境配慮項目を評価する「環境配慮設計チェックリスト」による製品アセスメントを実施しています。同時に、製品の環境負荷を定量的に把握するための「LCA※評価」を実施し、環境負荷低減を目的とした商品開発を進めています。
LCA:ライフ・サイクル・アセスメント
資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法
『環境配慮商品』の認定
商品開発時には環境配慮設計指針に基づいた「環境配慮設計チェックリスト」を用いて、すべての開発商品について環境への影響を評価しています。
従来同等商品より環境への負荷が少なくなるよう目標を定め、総合点数が目標を上回った商品を三協アルミの『環境配慮商品』と定めています。
『環境配慮商品』認定の4つの環境配慮
省エネルギー
貢献する断熱性能などの基本性能を確保しています。さらに、自然の風や自然エネルギーをうまく利用することで、冷暖房や照明の省エネルギーを図っています。
- ❶断熱
- ❷遮熱
- ❸省電力
- ❹自然エネルギー利用※
※通風・換気・採光・太陽光利用が含まれます。
省資源
商品の機能・性能を長時間にわたって維持できるように、耐久性やメンテナンス性、リフォームの容易性を高めています。また、商品の長寿命化にも配慮しています。
- ❶リデュース※
- ❷長寿命
- ❸メンテナンス性
※リデュース(ごみの発生抑制)
資源有効活用
資源の再資源化を目指し、分離・分解処理の容易化・分別・回収の容易化をすすめています。
- ❶リユース※
- ❷リサイクル※
※リユース(再使用)
※リサイクル(再資源化)
環境保全
人体や自然環境に影響を及ぼす物質について、製品使用時はもちろん製造時においても、その排出を抑制しています。
- ❶有害物質抑制
- ❷温室効果ガス
『環境配慮商品』の認定マーク
『環境配慮商品』に認定した商品には、下図のマークをカタログに掲載しています。
◆環境配慮商品マーク
2枚の若葉は、自然・環境、そして三協立山グループの「ツインリーフ」をイメージし、表しています。その若葉=三協立山グループが、ecoを支えているカタチをデザインし、環境問題・ecoに取り組む企業姿勢を表現しています。
『環境配慮商品』の一覧表は
こちらになります。