自然の風が住まいを通り抜ける
本当の心地よさ
部屋に風をスムーズに入れるには、風の入口と出口を作りましょう。
風上に開口部を設置できない場合でも外側に開く窓を利用すれば、壁を伝う風をつかまえ、室内に取り込むことができます。
天井付近には、夏場の熱気や汚れた空気がたまりやすくなっています。あたたかい空気は上部から抜けていくので天窓は、効率よく換気ができます。
網戸は、窓に対して片側1枚という思い込みを変え、窓全体を覆う全面引違い網戸をご用意しました。
ワークスペースなどで窓が1面にしか設けられなくても短時間で換気ができます。
片側開けは部屋の隅に空気のよどみができてしまいます。
両側開けでは、部屋の隅々まで空気の入れ替えが短時間に行え、換気量は片側開けの2倍になります。
[計算条件]
●風の条件:風向30°、風速1.7m/s、サッシサイズ16513
●対象空間:2畳のワークスペース
●使用ソフト:scSTREAM
窓の両側を開けると、窓が1つしかなくても風の入り口と出口を作ることができ、風の流れが速くなるため、換気効果が高まります。
採風窓付きの玄関ドアとたてすべり出し窓で、風の入口と出口をつくる。
上は引違い窓で、下はFIX窓なので明るく、通風量を調節しやすい窓です。2階のリビングなどにおすすめです。
採風用の横引き窓付きの勝手口ドアです。ドアを閉めたまま通気・換気ができます。
隣家があって窓を設置しにくいお部屋や洗面・トイレなど設置スペースの少ない空間の換気・排気に最適です。
窓の大きさの違いで室内に吹き込む風の強さや量をコントロールすることができます。
室内での空気の流れが均一です。リビングなど大きな部屋に適しています。入口と出口に大きな窓を設け心地よい風を十分に取り入れることができます。
入口の空気の流れが早く、出口付近は遅くなります。小さな窓は、外部からの侵入が困難なので防犯性も高く、玄関付近や階段ホールなどに適しています。
入口の空気の流れが遅く、出口が早くなります。強い風が吹き込む立地条件で、風の強さや量の調節が必要な部屋に効果的です。
たてすべり出し窓によって、家の外壁を伝う風をつかまえて室内に引き込み、効率的な換気をすることができます。
風の通り道ができる
煙突効果で空気の流れを起こし、天井付近に溜まりがちな、よどんだ熱気を排出してくれるので夏の暑さも効果的に軽減してくれます。
天窓がない場合
天窓がある場合
室内の温度分布図。赤に近づくほど温度が高くなります。
窓を開けて風を
取り込みたいけれど虫が心配…。
そんな方も多いのでは?
正しく網戸を使ったり、画期的な網戸を選択することで虫が入りにくくなります。
左側の窓を半開状態にしておくと虫が侵入してしまいます。全開状態にし、隙間を無くせば虫の侵入が防げます。どうしても窓を半開にしたい場合は、右側の窓を開ければ隙間がなくなります。
※引違い窓 2枚建の場合です。