暴風雨に負けない強さと
窓からの侵入対策で安心な住まい
※気象庁ホームページ「台風の統計資料」より
強風によるサッシの変形やガラスの破損、室内への雨水の浸入を防ぐには、
耐風圧性・水密性の高いサッシを選びましょう。
数値が大きいほど水密性が高くなります。例えばW-3等級は、1時間あたり240oの降雨時に風速20m/s程度の風が吹いてもサッシからの雨水浸入がないということになります。
JIS等級 | (参考)風速換算値 |
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W−5 | 風速20〜35m/sに該当 |
W−4 | 風速16〜29m/sに該当 |
W−3 | 風速14〜24m/sに該当 |
W−2 | 風速11〜19m/sに該当 |
●雨量240o/hを想定
等級表示 | (Pa) | |
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W−5 | 500Pa |
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W−4 | 350Pa |
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W−4 | 350Pa |
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台風などの強風によって窓が変形したり、ガラスが割れたりすることがないようにするために非常に大切な性能です。数値が大きいほど耐風圧性が高くなります。
JIS等級 | (参考)風速換算値 |
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S−4 | 風速57m/sに該当 |
S−3 | 風速51m/sに該当 |
S−2 | 風速44m/sに該当 |
S−1 | 風速36m/sに該当 |
等級表示 | 最大瞬間風速 | |
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S−4 | 57m/s |
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S−3 | 50m/s |
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S−3 | 50m/s |
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激しい暴風雨から住まいを守る高い耐風圧性・水密性を兼ね備え、耐久性を追求した窓です。
1時間あたり240oの降雨時に、風速35m/sの風が吹いても雨水が下枠からあふれない性能
最大瞬間風速57m/sに耐えられる性能
※風速50m/sとは、人が立っていられない、樹木が根こそぎ倒れ始める状況。
台風などの暴風の際、飛来物によりガラスが割れると、
ガラスでケガをするだけでなく、一気に室内に風が吹き込み、
屋根を飛ばす被害も報告されています。
シャッターなどで窓を守る対策をしましょう。
地震の揺れは、サッシの性能低下や開閉に支障をきたす場合があります。また、大きな地震に襲われた場合のガラスの飛散や脱落などを想定し、揺れに強いサッシを選びましょう。
なかでも最も多いのは、直接庭に出入りできる「1階居室の窓」。玄関、台所、浴室、トイレ、勝手口も防犯対策のチェックポイント。2階建て以上の住宅の9割が、1階から侵入されています。
見た目の抑止効果で侵入を
あきらめさせる!
堅ろうな印象を与える面格子やシャッター・雨戸は見た目に侵入しにくいと思わせ、敬遠させる抑止効果があります。
死角になりやすい場所の窓には面格子を、大きな開口の窓には、シャッターや雨戸を取り付けるのが効果的です。
手間取らせて侵入を
あきらめさせる!
障子が確実に閉まっていないとクレセントがまわらず、施錠できないので、空かけを防止します。
キー付はキーがないと解錠できず、ダイヤル錠付はダイヤルを解錠番号に合わせないといけません。もしもガラスを割られても、解錠は困難です。
侵入者がピッキングなどを開始してから、建物内部に侵入できるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、侵入までに5分間以上必要であるとされています。
各商品ごとに試験を行い「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」の厳正な審査を経て、その防犯性が評価された部品が「防犯建物部品」として公表されています。
建築基準法では、「防火地域」「準防火地域」に建設される建物の外壁に設置される開口部のうち、延焼のおそれがある部分には防火設備(防火戸)を使用するように定めています。万一、隣家から火災発生しても20分間の熱に耐え、避難のための時間を稼ぐ事ができます。