審査員紹介(敬称略)

審査員長

©Office of Ryue Nishizawa

西沢 立衛(Ryue Nishizawa)

建築家・SANAA・西沢立衛建築設計事務所
横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA 教授

審査員長からのコメント

家に縁側を付けると、家の中と外は繋がり、友達が玄関以外から、庭と縁側からやってくることになる。家がずいぶん開かれて、庭仕事にも向いた、庭と繋がる家になる。では、街に縁側をつけると、または学校に縁側をつけると、どんな面白いことが起きるだろうか。いまの私たちの街にはないかもしれないが、あるとよいと思える新しい縁側、人々が出会い内外を繋げる縁側を、自由に楽しく考えてください。

経歴・受賞歴など

1966年 東京都生まれ
1990年 横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所入所
1995年 妹島和世と共にSANAA設立
1997年 西沢立衛建築設計事務所設立

主な受賞歴

日本建築学会賞、村野藤吾賞、芸術文化勲章オフィシエ、吉阪隆正賞、ベルリン芸術賞、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、RIBA ロイヤルゴールドメダル、恩賜賞・日本芸術院賞など

主な代表作

豊島美術館(2010年)、軽井沢千住博美術館(2011年)、済寧市美術館(2019年)、ルーウ゛ル・ランス(2012年)、あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)(2024年)など

  • 妹島和世との共同設計および受賞

WEBサイト

http://www.ryuenishizawa.com/

審査員

家成 俊勝(Toshikatsu Ienari)

建築家・京都芸術大学教授・dot architects

審査員からのコメント

縁側とは環境と人、人と人、人とモノ、人と動物などの間にあるインターフェイスのようなものだと思います。現代社会において私たちにはどのような接点があればいいのか、それは、あり様だけではなく技術の問題でもあるかもしれません。まだ知らない世界が繋がる、既知の世界が新たに繋がる、そんな提案を楽しみにしています。

経歴・受賞歴など

1974年 兵庫県生まれ
1998年 関西大学法学部法律学科卒業
2000年 大阪工業技術専門学校卒業
2004年〜 dot architects共同設立
アート、オルタナティブメディア、建築、地域研究、NPOなどが集まる「もうひとつの社会を実践する協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動。

主な受賞歴

第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016)にて審査員特別表彰を受賞(日本館出展作家)、第2回小嶋一浩賞受賞

主な代表作

Umaki Camp(2013、小豆島)、千鳥文化(2017、大阪)など

WEBサイト

https://dotarchitects.jp/home/

百田 有希(Yuki Hyakuda)

建築家・大西麻貴+百田有希 / o+h

審査員からのコメント

縁側は境界を空間化したものだとも言えると思います。内と外、パブリックとプライベート、働く場所と休む場所など、様々な境界が空間化・多層化されるとどのようなことが起こるでしょうか。隔てるためにあった要素が、出会いや共存の場へと変化するかもしれません。建築のスケールを超えて「まちの縁側」を考えてみることで、縁側の意味が拡張されるような提案を期待しています。

経歴・受賞歴など

1982年 兵庫県生まれ
2006年 京都大学工学部建築学科卒業
2008年 同大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了
2008年〜 大西麻貴+百田有希 / o+h 共同主宰
2009年〜2014年 伊東豊雄建築設計事務所勤務
2017年〜 横浜国立大学非常勤講師

主な受賞歴

2023年日本建築学会賞作品、第34回村野藤吾賞、第64回BCS賞、2024年度JIA日本建築大賞など

主な代表作

シェルターインクルーシブプレス コパル(2022年)、熊本地震震災ミュージアムKIOKU(2023年)、Good Job! Center KASHIBA(2016年)など

WEBサイト

http://onishihyakuda.jp/

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