応募は締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
2021年6月10日(木)
2021年10月8日(金)必着
2021年11月上旬
2021年12月9日(木)
1次審査通過作品による公開審査を行います。
日本国内の専門学校、短大、大学、大学院において建築、デザインなどを学ぶ学生の、個人またはグループ(3名まで)。国籍は問わない。
かつての日本には活気にあふれた商店街がたくさんありました。商店街は、そこに住む人たちには生活の場であり、地域の子供たちには遊び場であり、学びの場でもあり、大人たちには情報交換をしたり、憩う場であったりと、人々の暮らしに寄り添う身近な場所でした。
しかし、今の日本にそのような場所がどれだけあるでしょうか?大型スーパーマーケットやショッピングモールなどの複合施設が増え便利になった反面、シャッターで閉ざされ、人と人とのつながりや活気が失われた商店街も多いのではないでしょうか。
そして 2020年、新型コロナウイルス感染症拡大により、私たちの生活は大きく変わってしまいました。人が集い、ふれ合うことが良いとされていた時代から一変して、三密を避けソーシャルディスタンスが求められるようになりました。また、在宅勤務、リモート授業などにより、個人または家族だけで過ごす時間が増えました。そのような中、人々の暮らしは都市から地方へ、身近な地域、スモールコミュニティが今再び見直されつつあります。
アフターコロナの世界において、建築はどうなるのか、私たちはこれからどのような空間を生きるのか、感染症拡大がこれからのまちづくりに与える影響とは。コロナを乗り越えた先にある、新しい明るい未来を創造し、優しくて心があたたかくなる、活気にあふれ元気になれる、そんな「ずっといたくなる商店街」の提案を募集いたします。
また、「ずっといたくなる商店街」にふさわしい建材提案も併せて募集いたします。
「空間についての提案」+「新しい発想の建材提案(任意)」
主旨、配置図、平面図、立面図、断面図、アイソメ・パース等を1枚にまとめたものを提出。パネル不可。
無料
三協立山株式会社 三協アルミ社
「未来のとびらコンテスト<大学生版>」事務局
応募用紙に記載された個人情報は、応募に関する結果連絡等に利用すると共に、受賞者の了解を得た上で受賞作品と共に当社ショウルーム、ホームページ、展示会等で公開させていただきます。また、応募いただいた個人情報は適切・厳重に管理し、上記目的以外に応募者の了承無く第三者に提供することはいたしません。
本コンペに応募される方は、下記エントリーサイトから登録を行ってください。
必要事項を入力し送信後、e-mailで登録票と提案主旨記入用紙(400字以内)が交付されます。この登録票と提案主旨記入用紙は応募の際に必要となりますので、各人で記録・保存してください。
作品を提出する際には、必ず応募登録時にe-mailにて送付された登録票と提案主旨記入用紙(400字以内)に必要事項を記入の上、作品裏面へ貼付して下記送付先へ郵送願います。持込み、バイク便は不可。
三協立山株式会社 三協アルミ社
「未来のとびらコンテスト<大学生版>」事務局
〒933-8610 富山県高岡市早川70
電話番号:0766-20-2642
審査員長からのコメント
商店街は、物を売ったり買ったりする場所であり、つまり他者と取引する場所であり、また老若男女すべての人に開かれた場所でもあり、子供が遊んだり、住む人がいたりと、その機能の多様さと開放感は、まるで我々の社会の原型のようです。商店街がどうあるべきかを考えることによって、私たちの社会がめざすべき未来を示すこともできるかもしれません。
既存商店街を改造するのでもよいし、大型スーパーマーケットを商店街化してしまうのでもよいです。新しい時代を予感させるような人間の場所を、自由に楽しく考えてください。
〈西沢立衛〉