第8回 受賞作品

『学生建築デザインコンペ』は、未来の私達の暮らしが豊かになるそんなライフスタイルやコミュニティに貢献できる作品を、専門学校・短大・大学・大学院において、建築・デザインなどを学ぶ学生を対象に募集しました。(締切/10月2日、最終審査/12月11日)
応募総数90件の中から各賞が下記のように決定しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

募集テーマ

働きたくなる工場

審査員(敬称略・2023年7月現在)

【審査員長】

西沢 立衛(Ryue Nishizawa)
建築家・SANAA・西沢立衛建築設計事務所 横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA 教授

【審査員】

家成 俊勝(Toshikatsu Ienari)
建築家・京都芸術大学教授・dot architects

【審査員】

大西 麻貴(Maki Onishi)
建築家・大西麻貴+百田有希 / o+h 横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA 教授

【審査員】

百田 有希(Yuki Hyakuda)
建築家・大西麻貴+百田有希 / o+h

【審査員】

三協アルミ役員1名

総評(敬称略)

審査員長 西沢 立衛

 本コンペは今までずっと、「ずっといたくなる」という課題に取り組んできた。それは建築を考える上でもっとも本質的な問題の一つであり、私は本コンペに関わる人間として、その課題設定に魅了されてきた。今回は「働きたくなる」というテーマである。これもまた鋭いというか的確というか、建築物と機能の関係、または建築と人間の根源的な関係を問う視点と言える。本コンペで提示される課題はどれも、建築の意味をストレートに問うものであり、これらの課題群がすべて審査員側によってでなく主催者側から提示されているということに、私はあらためて驚きと尊敬の念を感じている。今回の応募案がすべてその課題の大きさに相応しいものだったかどうかはわからないが、期待以上におもしろい案が多く集まった。課題そのままに働きたくなる仕事場を提案した案もあり、多少飛躍した案もあり、比較しづらい個性豊かなものが並んだ。どれが最優秀になってもおかしくないような僅差の接戦となった。

最優秀賞

みんながつくる船の劇場

土橋 侑生
(京都工芸繊維大学大学院)
鈴木 啓悟
(京都工芸繊維大学大学院)

優秀賞

工場を開く浜小屋
半工半漁の工場群を目指して

清水 康平(横浜国立大学大学院)
藤本 梨沙(横浜国立大学大学院)

褒め合える街
-揺れ動く工場風景画産業を紡ぐ-

池谷 琳花(法政大学大学院)
長瀬 ルナ(日本女子大学大学院)

潮風と余白

川崎 一真(東京工業大学大学院)

特別賞

まちを薫くみち、
香り満ちる。

田内 丈登(大阪大学大学院)
迫田 真友花(大阪大学大学院)

学工給食場
学校給食から始まる学びの工場

河村 悠太(横浜国立大学大学院)

職をまとう襤褸屋

松井 真央(新潟大学大学院)

三協アルミ賞

SUTENA-PARK
〜サステナブルな暮らしを共につくる〜

芝田 碧敬(北海学園大学)
源 竜河(北海学園大学)
佐藤 孝太郎(北海学園大学)

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