第11回

2023年10月02日

跳ね上げ門扉(電動タイプ)が少ししか動かない場合、まずは「ココ」をご確認ください。

早いもので、10月に入りました。
最近はクールビズが浸透しているため、気候にあわせた服装で過ごしていますが、そろそろ夏らしい装いから少しずつ秋色を取り入れた服を着たくなりますね。

今月は、跳ね上げ門扉(電動タイプ)について、ご案内します。
お客様より、「モーターの動いている音はするのに、突然、扉が少ししか動かなくなった。至急修理してほしい。」といった内容のご相談を受けることがあります。
そんなときは、ある部品の状態を確認することで改善する場合がありますので、今回は、お問い合わせ前の確認ポイントについて、ご案内します。

跳ね上げ門扉(電動タイプ)は、非常時(停電など)に手動で操作できますが、扉を上げたとき風であおられないように「ロックピン」と呼ばれる部品でロックをかけていただくことをお願いしています。
この「ロックピン」が気づかないうちに、ロック(奥に入っている)状態になっていることがあり、お客様にロックピンの取りつけ場所や形状(500円玉くらいの大きさ)を説明し、ロックピンをもとの位置に戻していただくことで解決する場合があります。
突然、電動操作で扉が少ししか動かなくなった場合、まずはロックピンを確認してみてくださいね。

ロックピンは、商品の設置時期によって取りつけ場所や取りつけ有無が異なります。
以下の図を参考にお使いの商品を確認してください。

旧三協アルミ・三協立山アルミ・三協アルミ:2002年〜
立山アルミ:2004年〜2006年

ロックピンを押した状態

扉を上げた状態でも下げた状態でも、ロックピンを押すと扉は固定します。

ロックピンを戻した状態

旧三協アルミ:1996年〜2002年

扉を上げた状態

扉を上げてロックピンを押すと扉は固定します。

扉を下げた状態

扉が下がっている場合、ロックピンを押し込む孔(あな)はないため、扉の固定はできません。

立山アルミ:2001年〜2004年

旧三協アルミ:1994年〜1996年

ロックピンはついていません。

※改善しない場合は、商品をご購入された販売店様、施工会社様、またはお客様相談室に修理をご相談ください。

※非常時(停電など)の場合の操作方法については、こちらからご確認ください。

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