第7回

2023年06月01日

玄関の鍵のお手入れについて

こんにちは。
紫陽花が色づき始め、梅雨の訪れを感じる季節になりました。
最近は早く梅雨入りを迎える地域もありますが、皆さまのお住まいの地域は、いかがでしょうか。

今月は、お客様相談室へ届く不具合相談の中から、玄関の鍵についてご案内します。

内側のつまみ(サムターン)はスムーズに動くのに、外側の鍵(キー)の抜きさしや鍵(キー)を回すときに引っかかってしまうことはありませんか。そんな時は、部品の交換修理になることもありますが、ちょっとしたお手入れを試していただくことで、お客様ご自身で解決できる場合もあります。
今回は、よつ葉が試しにやってみたお手入れ動画をご案内したいと思います。

お問い合わせの前に、ぜひ一度試してみてくださいね。

1.鍵(キー)のお手入れ

鍵(キー)の刻み部分や溝部の汚れ(ゴミやほこり)を取りのぞくため、歯ブラシなどで刻み部分や溝部の汚れをかき出します。

鍵(キー)のすべての切りこみ部(刻み部分)を鉛筆(先端の黒芯)でなぞり、鍵(キー)を鍵穴(シリンダー)にさしこんで、数回抜きさしをします。 抜きさしがスムーズになりましたら、鍵(キー)や鍵穴(シリンダー)に付着している黒い粉を布などでふき取ってください。付着したまま使用されると、衣服などを汚す場合があります。

2.鍵穴(シリンダー)のお手入れ

鍵穴(シリンダー)の中に入った砂やゴミ、ほこりを取りのぞくため、掃除機のノズルを鍵穴(シリンダー)につけて吸い出します。掃除機のかわりに、パソコンのキーボードなどのゴミを飛ばす「エアダスター」でも代用できます。 掃除機の吸引力が落ちないように手でノズルのまわりをふさぐのがポイントです。

3.鍵穴(シリンダー)用の潤滑剤を使ったお手入れ

鍵穴(シリンダー)に吹きつけたあと、鍵(キー)をさしこんで、数回抜きさしをします。 抜きさしがスムーズになりましたら、鍵(キー)や鍵穴(シリンダー)に付着している潤滑剤を布などでふき取ってください。

鍵メーカー専用の潤滑剤は、パーツショップで取り扱っています。

お手入れのご注意

鍵穴(シリンダー)に市販の合成潤滑剤などを注油しないでください。
油がほこりを呼び、動きを悪くすることがあります。

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