猫が自然を感じられる場所をつくってあげたい……そんなご夫婦の想像を超える、“もうひとつの部屋”となったお庭の実例をご紹介します。猫と一緒に安心して過ごせるお庭づくりの参考としてお役立てください。
8匹の猫ちゃんとにぎやかに暮らすご夫婦。長年の夢は、猫ちゃんのためのスペースを庭につくることでした。
「以前はマンションの高層階に住んでいて、猫の安全を確保できないから諦めていたんです」
現在の一戸建てのお住まいを手に入れると同時に、夢の実現へ動き出しました。考えていたのは「ケージ」。猫たちが外に出られればいいという感覚だったそうです。
そんなとき、ご自身も大の愛猫家であるM’S PLANNINGの溝口さんと出会います。
溝口さんからの提案は、猫ちゃんと一緒にご夫婦も外に出られる、庭の広さを活かした開放的な空間づくりでした。
「こんなにも素敵なガーデンテラスができるなんて。溝口さんと会わなければ、ただの檻になっていたかもしれません」とご主人が笑顔で振り返ります。
ご夫婦は当初、屋根の設置までは考えていなかったそう。
「溝口さんにガーデンテラス『スマーレ』をおすすめしていただき、実際に明るく開放感があって大正解でした」
クリアな屋根からガーデンテラス中に光が溢れ、雨の日も外で過ごせます。
そんな庭を、猫たちは昼も夜も楽しんでいます。
「自分たちの縄張りで安全だとわかっているから安心して出られるのでしょうね」と奥様。
暑かったこの夏も、ガーデンテラスの床タイルで涼んでいた猫たち。
「リビングのエアコンをつけていてもやっぱり出ていきますよ。暑がり、寒がりに見えて意外と平気。外の空気が気持ちいいのでしょう」
側面には、猫ちゃんが飛び出さないように配慮しつつ、風や匂いを感じられるサイズのメッシュフェンスをセレクトしました。
「見た目の雰囲気もよくて、しかも頑丈」とご主人。
お住まいがあるエリアは風が強く、台風の通り道。
「溝口さんがガーデンテラス『スマーレ』なら大丈夫と背中を押してくれました。その後、台風が何度も通り過ぎましたがびくともしなかった」
ガーデンテラスの床のタイルも、溝口さんのおすすめで選びました。汚れを水で簡単に落とせるのに、滑りにくいスグレモノ。いつも清潔で安全だから、猫ちゃんも、ご夫婦ものびのびと過ごせます。
ガーデンテラスを設置することで防犯上の安心感が高まったのは、想定外のメリットでした。
「家と庭で二重に施錠できるからホッとします」
猫と犬の大きな違いは“散歩”だとご主人は言います。
「一緒に外へ出たいけど、出したくない。モヤモヤしている猫の飼い主さんも少なくないはず」
絶対に飛び出さない安全な空間だからこそ、猫たちと一緒に外で過ごせるようになったのです。
猫ちゃんがきっかけで、ご夫婦が外で過ごす時間も増えました。
「庭に出ることって意外と少ないですよね。猫がいなかったら、私たちも家の中にこもっていたかもしれません。猫たちとガーデンテラスで過ごすことが習慣になったんですよ」とご夫婦が口を揃えます。
コーヒーを飲みながら、読書をしたりスマートフォンを眺めたりして思い思いのひと時を楽しんでいます。
ガーデンテラスの外観は、新築時にもともと備わっていたかのよう。レンガの腰壁が住まいと美しく調和しながら、目隠しの役割も果たしています。
「腰高まで隠れているから、猫も私たちも外部からの視線を気にせず心からリラックスできます」と奥様。
リビングから庭の猫を眺めているときも、レンガの腰壁のおかげで部屋の延長のように感じられて、安心感と開放感が広がります。
隣地境界のフェンスが低く、以前はリビングのカーテンを開放できなかったそう。ガーデンテラス『スマーレ』のスッキリとしたパネルが外からの視線を遮りつつ、正面に開放感が生まれて猫ちゃんのお庭とひと続きに。
「外で日向ぼっこする猫たちの姿が目の保養になるんです」とご主人も嬉しそう。
ガーデンテラスができて、まだ1年足らず。植栽が伸びるにつれ「緑の中のテラス」という雰囲気が膨らんで、よりいっそう居心地のいい場所に育つことでしょう。
この場所がお気に入りにゃ。
ママとお外の椅子でゆっくりするのが大好き!
外から鳥の声が、気になる…!
気持ちいいにゃ〜。
外で楽しそうに話すパパとママ。
一緒にお話したいにゃ。