積雪に備えて、お住いの地域に適した
カーポートを選ぶ
気象庁の年最深積雪資料によると、日本列島の約50%が最深積雪20cm以上の積雪地であり、さらにその大部分が最深積雪50cm以上の豪雪地に分類されています。
参照:気象庁 メッシュ平年値2020 最深積雪(年)
Maximum depth of snow cover / Annual
出典:気象庁ホームページ
(…気象庁未記載エリア)
カーポートは積雪量に対応した強度が選択の重要なポイントになります。
それぞれの地域の積雪量を充分考慮し必要な強度を満たしたカーポートをお選びください。
※上記は例です。
商品にはそれぞれ耐積雪荷重が設けられていますが、カタログに表示してあるのは新雪の場合の数値です。
雪質の違いによって重量が大きく変わってきますので、雪質と重量の関係を理解しておくことが重要になります。
カタログ表示
●数値はおよその目安です。
「日本雪氷学会の分類名称」参照
雪は見た目では軽い印象があるので、積雪量を重量に換算してみます。新雪、締雪、粗目雪それぞれの雪質で5127サイズ(奥行約5m×間口約2.7m)のカーポートに30cmの雪が積もった場合の重量を換算すると…
○試算結果(カーポート:5127サイズ/積雪:30cmの場合)
新雪 | 締雪 | 粗目雪 |
---|---|---|
約1.2t | 約2.0t | 約2.8t |
下表を参考に雪質を確認した上で目安の積雪量を超えないよう雪おろしを行ってください。
雪降ろしの目安となる積雪量 | |||
---|---|---|---|
カタログ 表示耐積 雪量(積 雪荷重) |
新雪 (雪比重 :0.3) |
締雪 (雪比重 :0.5) |
粗目雪 (雪比重 :0.7) |
20cm (60kgf /u) |
20cm | 12cm | 8cm |
30cm (90kgf /u) |
30cm | 18cm | 12cm |
50cm (150kgf /u) |
50cm | 30cm | 21cm |
100cm (300kgf /u) |
100cm | 60cm | 42cm |
150cm (450kgf /u) |
150cm | 90cm | 64cm |
200cm (600kgf /u) |
200cm | 120cm | 85cm |
側面パネルを設置すればサイドからの雪の吹き込みを軽減できます。
アプローチまで屋根を延長し、雪が降っても通路は除雪の手間を省けます。