マットライン
マットライン
ソフトで自然な表情を目指したマットライン
従来のアルミ形材のような映り込みやダイスマークといったノイズを抑えるために、浅く細かいピッチのローレット処理を施しました。その表面は光の反射を和らげ、落ち着いた光沢がやさしい表情をつくりだします。
テキスタイルデザイナー安東陽子氏のコンセプトとAMiSとの出会い
水という素材が見せてくれる「せせらぎの流れ」や「雨のしずく」の様々な表情を、2種類のテキスタイルにデザインし、そしてそのテクスチャーをパネルデザインに移行させました。
布地の柔らかさの再現にこだわった「ながれ」
最も美しく感じる透け感と最適な柄の見え方のバランスを追求しました。生地が重なっていない最も薄い部分でも繊維を見て取ることができて、重なっている部分は強調しすぎない。表裏の模様が自然と不規則に重なることで空気を含んだような立体感を備えた、硬いはずなのに柔らかい「ながれ」が生まれました。「ながれ」は柔らかな薄い布地で空間を仕切ったように部屋に優しく溶け込むだけでなく、柄の幅が框の幅に近くなっているため、アミス本体とも美しく調和します。
透明インクで水の表現に挑戦した「しずく」
透明パネルに不透明インクで印刷する組み合わせと、マット調パネルに透明インクで印刷する組み合わせは、パネルの表裏それぞれと偶然印刷部分が重なるところの3種類の透け感を生み出しました。透明インクは光沢仕上げとし、キラキラと輝く様はまるでパネル全体に朝霧がかかったかのようにも見える「しずく」が生まれました。「しずく」の透明印刷部分は、隣接する空間の光・色を透かして見せてくれるだけでなく、手前の空間の光・色も反射し映し出すことで、これまでにない方法で空間に溶け込みます。
安東 陽子(あんどう ようこ)
テキスタイルコーディネーター/デザイナー
1968年東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部グラフィックデザイン科卒業後、株式会社布(NUNO)に入社、クリエイティブスタッフとして勤務。2011年に独立し、安東陽子デザインを設立。テキスタイルコーディネーター・デザイナーとして、伊東豊雄、山本理顕、青木淳、シーラカンスアンドアソシエイツ、平田晃久など多くの建築家の空間にテキスタイルを提供している。
クリエイターとのコラボによる独自性デザイン『SACLAB』
SACLAB[サクラボ]は、三協アルミ社が日本の建築界を牽引するクリエイターと共に新しい住空間を考え、都市・環境・建築における新しい価値やデザイン、そして人との関係性を模索し、様々なカタチで提案していくラボラトリー(研究所)です。
樹脂パネル:ミスト
樹脂パネル:クリアマット
樹脂パネル:ホワイト
樹脂パネル:グレー
樹脂パネル:クリア
樹脂パネル:しずく
樹脂パネル:ながれ
強化ガラス:透明
熱処理ガラス:フロスト透明
※商品により設定パネルが異なります。
細部にこだわった室内引戸の引手形状
シンプルなデザインの収納折戸の把手形状
ドアデザインを高めるシンプルなドアハンドル
ワンアクションで操作可能なプッシュプルハンドル
柔らかなカーブが手にやさしくなじむフラットなデザイン
家具デザイナー 藤森泰司氏のコンセプトとAMiSとの出会い
家具的な思考を掘り下げて「佇まい」をデザインすることで住宅設備品から抜け出し、幅広い空間に溶け込む、シンプルで機能的な手すりユニットが誕生しました。
シンプルな連続性で美しいまとまりを追求
ユニットの構成要素である「手すり」・「支柱」・「パネル」を可能な限り自然に結びつけることにより、全体がひとつの「まとまり=背景」として見えてくる。
藤森 泰司(ふじもり たいじ)
家具デザイナー
1967年埼玉県生まれ。1991年東京造形大学デザイン学科卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。1992年より長谷川逸子・建築計画工房に勤務。1999年に「藤森泰司アトリエ」設立。家具デザインを中心に据え、建築家とのコラボレーション、プロダクト・空間デザインを手がける。近年は図書館などの公共施設への特注家具をはじめ、ハイブランドの製品から、オフィス、小中学校の学童家具まで幅広く手がけ、スケールや領域を超えた家具デザインの新しい在り方を目指して活動している。桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京大学非常勤講師。グッドデザイン特別賞など受賞多数。
クリエイターとのコラボによる独自性デザイン『SACLAB』
SACLAB[サクラボ]は、三協アルミ社が日本の建築界を牽引するクリエイターと共に新しい住空間を考え、都市・環境・建築における新しい価値やデザイン、そして人との関係性を模索し、様々なカタチで提案していくラボラトリー(研究所)です。
支柱
シンプルを追求し生まれた8角形のデザインスリムに見せながら十分な強度を確保する8角形の支柱デザイン。パネルを固定するジョイントパーツを一体化しノイズとなる要素を取り去ることで、パネルが1枚に連なるように見えます。
手すり
視覚のつながりと自然な握り心地の支柱
上部の角を丸く面取り加工することで、視線が下に流れ、支柱やパネルとの一体感が生まれます。また、下部の角を斜めに面取りすることで握った時に、しっかりグリップできるよう細部にこだわった形状です。