「まさかプランターに乗ってしまうとは!」「つい、フェンスにもたれて……」
けがや事故のリスクは、思いもよらない場所にも潜んでいるものです。今回はバルコニーや庭まわりで起こりうるトラブルを取り上げます。
・バルコニーの手すりを乗り越え、子どもが転落しました。
母親が夕食の準備をしていたとき、 4歳の男の子が子供部屋で遊んでいました。 すると外で大きな音がしたため、男の子は気になってバルコニーに出ましたが、背が届かず何も見えませんでした。そこで、置いてあったプランターに足をかけ、 手すりをつかんで下をのぞき込んだ瞬間、そのまま転落してしまいました。 幸いにも生垣の上に落ちたため、足の骨折ですみました。
バルコニーの手すり付近には、プランターやエアコンの室外機などの足がかりになるようなものは置かないでください。室外機を置く場所は、手すりから60cm以上離してください。 これらが足がかりとなり、バルコニーからの転落事故を招くおそれがあります。
■バルコニーに物が置かれている。
| ×悪い例 | 〇良い例 |
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■室外機がバルコニーに置かれている
| ×悪い例 | 〇良い例 |
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・寄りかかったフェンスがはずれ、体ごと道路側に倒れて打撲を負いました。
庭で花の植え替えをしていた主婦が、通りかかった灯油の販売車を呼び止めようと、フェンスにもたれかかった瞬間、フェンスが支柱からはずれ、フェンスごと道路側へ転倒して腕に打撲を負いました。 このフェンスは設置から15年が経過しており、時々プランターを掛けるなど、日常的に負荷がかかる使い方をしていました。
フェンスは、敷地や隣地との境界を区切るためのものです。 転落防止柵ではありませんので、無理な力をかけるとフェンスがはずれ、人の転倒や転落事故につながるおそれがあります。
フェンスの設置を検討される場合、道路との境で段差の大きい場所には、従来のフェンスではなく、墜落防止手すりなどの専用製品を設置する必要がありますので、施工業者様、設計業者様にご相談ください。
お子様がバルコニーに出るときは必ず大人が付き添い、決して目を離さないようにしましょう。日頃からお子様が手すりにつかまって遊ばないよう、十分に注意してください。
また、フェンスにプランターや布団、カーペットを掛けるなど、無理な力をかけるような使い方は避けてください。フェンスと支柱の連結部が緩んでいるときは、ご自身で分解や修理をせずに、まずは購入された建築会社様、工事店様、販売店様または三協アルミお客様相談室に修理をご依頼ください。
連結部が緩んだままの状態にしておくとフェンスがはずれるなど、思わぬ事故やけがにつながるおそれがあります。
(一般社団法人 日本エクステリア工業会 資料より引用)