「あなたの家の玄関ドア、本当に安全ですか?」
毎日のように出入りする玄関。実は開閉するドアには、思わぬ落とし穴が隠れているかもしれません。防犯対策はもちろん、小さなお子様やご高齢の方など、ご家族の安全を守るため、今一度、ドア周りを見直してみませんか。今回は、玄関ドア編をご紹介します。
玄関ドアのドアガードに指をはさまれ、打撲を負ってしまいました。
夕飯の支度をしていたときチャイムが鳴ったので、来訪者を確認しようと玄関ドアのドアガードをかけたままドアを開けると、外にいたのは家族でした。
慌ててドアガードをはずそうとしたところ、アームの内側に指が入ってしまいました。そこで家族がドアを勢いよく開けたため、人指し指がドアガードのアームと受けの間にはさまれて、打撲を負いました。
ドアガードをはずす場合は、来訪者を確認後、ドアを閉じ施錠状態でアームを操作してください。
また、アームの内側に指を入れないようご注意ください。
室外より突然ドアを開けられると、指をはさまれるおそれがあります。
ドアガードがはずれたことの確認は、内外で声をかけあったり、ドアを少し開けてかかり具合を見るなど、よく確認してください。
特に、お子様がドアガードの操作をしているときはご注意ください。
ドアガードがかかっている場合、内外問わずドアガードがはずれたことを確認してからドアをあけてください。(一般社団法人 日本サッシ協会 資料より引用)
・ファノーバ2 採風機能付ドアガード(標準装備)
来訪者の確認などで、ドアを開けても一定の幅にしか開かないようにするドアガードです。
●ドアを少し開けた状態で固定できる採風機能付
●アームの先端はつまみやすく指先にやさしいゴムキャップ付
ご注意
ドアガードを固定することで防犯上補助的な役割を果たしますが、錠ではありません。 就寝時などには防犯のため、必ず施錠してください。
ドアの丁番側の端部と枠とのすき間で、指をはさみ骨折してしまいました。
歯科医院に通っている5歳のお子様が、出入り口で靴を履こうとバランスをとるため、丁番側のドア枠に左手をかけていました。
あとから入ってきた保護者が、ドアと枠とのすき間に指が入っていることに気付かず、ドアを閉めてしまいました。お子様の左手親指が枠とドアの間にはさまれ、親指を骨折しました。
ドアの開閉時に、丁番側のドア枠と扉のすき間に手を置かないでください。
指がはさまれると、思わぬけがにつながるおそれがあります。
丁番側のドア端部と枠との間は、ドアを閉めるときに大きな力が加わるので、手をはさまないようご注意ください。ドアを閉めるときは、ドアの周辺にいる人に声かけをしてゆっくり操作を行ってください。特にお子様にはご注意ください。
玄関ドアだけでなく、室内ドアも同様にご注意ください。
ドアクローザ付のドアの場合には、季節の変化などで閉じるスピードが速くなることがありますので、ご注意ください。(一般社団法人 日本サッシ協会 資料より引用)
・ファノーバ2 バックチェック機能付ドアクローザ(標準装備)
ドアを開ける際、強風や突風にあおられてドアが急激に開くことを防ぐ機能です。急激な開扉による人身事故やドア・壁などの損傷を防ぐのに有効です。台風など強風時は、開閉にご注意ください。風にあおられて、ドア・枠・外壁などの破損や、けがのおそれがあります。
・ファノーバ2 指をはさんでも、けがをしにくい「構造」(標準装備)
ドアを閉めたときのすき間を14mm確保し、やわらかなタイト材を装着しました。万が一のけがにも配慮しています。
1日に何度も開け閉めする玄関ドア。よく使う場所だけに、指挟み防止機能など、安全に配慮した構造だと心強いですね。日頃の安全意識を高めるとともに、けが防止機能を取り入れることで、玄関をもっと使いやすく安心な場所にしましょう。