自然災害の頻発・激甚化が注視される近年。住まいと暮らしのSNSコミュニティでは、実際にどのような災害対策が行われているのでしょうか。生活者が防災に取り組むリアルな様子を、RoomClipユーザーの投稿を交えてご紹介します。
2024年を振り返ってみると、1月は石川県能登半島、8月は宮崎県日向灘を震源とする甚大な地震被害が発生し、さらには初の「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたことも記憶に新しいところです。9月に入ると台風10号や局地的豪雨による水害が各地で発生し「いつどんな自然災害に見舞われるか分からない」という思いから、私たちの防災意識はこれまで以上に高まっていると言えるでしょう。
約600万枚の投稿写真が集まるRoomClipのデータを見てみましょう。上図は、2018年から2024年9月までの「防災」を含むキーワードの検索率推移です。
2024年に注目すると、1月と8月の動きが特に顕著ですが、年間を通してみてもこれまでと比較し高い水準を維持していることがわかります。
各種メディアでは専門家による関連情報や防災にまつわる知識が発信されている中、生活者たちはどのような対策を取り入れているのでしょうか。
ユーザーの多くがファミリー層であるRoomClipでは「わが家の場合」のリアルな発信や情報交換が頻繁に行われています。
最もよく知られ、もはや防災の基本の一つともいえる「備蓄」と「ローリングストック」。RoomClipで注目される話題はやはり「収納方法」のようです。
多くの家庭において住まいの余剰スペースが限られる中「何を」「どれだけ」だけでなく、「どこに」「どのように」収納するかといった具体的な例や工夫は多くの人が求める情報です。
有事の備えとして、避難をする場合と自宅待機する場合で対策内容が異なるもの。
避難を想定する場合は家族分の防災リュックの中身や置き場所の工夫、自宅待機を想定する場合はトイレや停電対策などがトピックとしてよく挙げられています。
2024年だけでも、豪雨被害が複数発生しました。浸水対策として防災グッズに土のう袋や水のう袋を準備しているという家庭や、そもそもの対策として防災用品はすべて2階に備えているという発信も見られます。
ここまで、暮らしの中で行われているリアルな災害対策の様子をご紹介しました。 家づくりやリフォームの場面で注目したいのが、防災を考慮した住まいの商品選びです。
災害対策として、戸建て住宅への導入をぜひ検討したいのが頑丈なカーポートです。こちらのユーザーさんが設置しているカーポートのように、耐風圧性能に優れたものを選べば台風対策としても有効です。豪雪地帯であれば、耐積雪量も考慮のポイントです。
多くのRoomClipユーザーからも選ばれている、三協アルミの玄関ドア。人気ドアシリーズ「ファノーバ」の新商品「玄関ドア/防火ドア『ファノーバ2』」は、台風や豪雨から住まいを守り、災害が発生した際にその被害を最小限に抑える「レジリエンス機能」を追求しました。柔らかくドアに密着するタイト材を採用し、大雨や河川の氾濫による、建物内部への浸水被害を抑制。また、最大瞬間風速51m/秒に耐える(耐風圧性能S-3等級)性能を保持するなど、防災を意識した家づくりをサポートします。