門・フェンスまわり積雪地域でのポスト選び
壁付けポストのメリット・デメリット
積雪地域では、玄関脇の壁に埋め込むタイプの壁付けポストがスタンダードです。雪が積もった寒い日は、玄関先でも外に出るのは億劫なもの。壁付けポストなら、天候に左右されず、家の中にいながらいつでも郵便物を取り出せる上、場所もあまりとらないということから、積雪地域ではこれまで当たり前のように選ばれてきました。
しかし、この壁付けタイプのポストには、デメリットもあります。
【壁付けポストのデメリット】
- ・外壁に穴を開けて設置するため、断熱性や機密性が落ちる可能性がある。
- ・一部防火地域では使用できない場合がある。
- ・敷地の境界があいまいとなり、心理的に誰でも入りやすく感じる。
対策
エントランスに必要なアイテムが揃った機能ポールも人気です
近年は、ポスト・照明・インターホン・表札などエントランスに必要なアイテムを合わせ持った『機能ポール』も人気が出てきました。デザインや種類も豊富で、様々な機能がひとつに集約されているのが魅力です。
機能ポールを設置すると、道路と家の敷地との境界がはっきりし、防犯効果も期待できます。また、住宅デザインとコーディネートするなど、見た目でも楽しむことができます。
門扉やその他のエクステリア商品と組み合わせができるものや、宅配ボックス付きのものも発売されていますので、お住まいの地域の積雪量や、各タイプのポストのメリット・デメリットをしっかり考慮して、最適なポストを選びたいものです。