白＋ピンクの色調や円形の柱で明るくてやわらかな空間をつくり、家族でくつろげる楽しい場所に。屋根は熱線遮断仕様を採用、日射しを調節できる日除けもつけたため暑い季節も爽やかで、室内まで涼しくなったそうです。
隣家との境ぎりぎりまで
空間をムダなく使って
お庭で楽しそうに遊ぶお嬢さんを、テラスからやさしく見守るご両親。「新築したときは家と芝生の庭だけで、このテラスはまだありませんでした。ところがある日、庭に出ようとした娘が部屋の窓から転がり落ちてしまって。もっとスムーズに行き来できる中間の場所をつくらなくてはと思ったんです」とご主人。早速数社の業者から相見積もりを取り、きめ細かく対応してくれた太陽ハウジング様にお願いすることに。
「せっかくつくるなら思いっきり広い方が使いやすいのでは」と考え、家の間口に合わせ、隣家との境ぎりぎりまでのばした大きなテラスを計画。屋根には、出幅10尺という大きなサイズがあって、エレガントな丸柱も気に入った『メニーウェル※』を採用しました。
※テラス「メニーウェルA・Z」は現在販売を終了しております。
家と庭の間にテラスができて、空間がスムーズにつながりました。お子さんもお部屋〜テラス〜芝生の庭と自由に行き来しながらのびのび遊んでいます。
家の間口に合わせた広いテラスを設けて、『メニーウェル※』の4間（約7.6m）×出幅10尺（約3.3）の大屋根ですっぽりとおおいました。屋根が光を透過して明るく、洗濯物干し場にも、雨の日の遊び場にもなる快適な半屋外空間に。
※テラス「メニーウェルA・Z」は現在販売を終了しております。
隣家との境は、単なる目隠しではありません。石積み壁やレリーフをあしらい、雰囲気のある植物でバリのリゾート風に。
室内からの眺めも考え、リビングのソファに座って見え方を何度も確認し、配置を決めたとのこと。
明るさと落ち着き感の
バランスを考えて
ご主人が何よりもこだわったのは、隣家との目隠し。上から半透明パネルを、下から塗り壁を設置しましたが、高さを何度も計り、「大人が立ってこの角度なら見えないかな」などと検証して決めたそうです。その甲斐あって、視線をカットしながら圧迫感がなく、明るさと落ち着き感が絶妙なバランスに仕上がっています。
壁面はバリのリゾートを思わせるアジアンテイストにコーディネート。「テラスで眺めるだけでなく、部屋のソファからも緑が見えて気持ちが安らぐんです」
奥様も大満足。「お天気を心配しないで洗濯物が干せて大助かり。屋根が熱線遮断仕様なので、夏も涼しく過ごせました。子どものお友達もよく遊びに来ますし、バーベキューも庭で焼いてここで食べられるので便利なんですよ」
上からの半透明パネルと、下からの腰壁で巧みに目隠し。視線が入らないように、圧迫感がないように、実際に何度も計って高さを決めました。おかげで理想的なバランスに。
塀ぎわの細いすき間には土を残し、小さい面積で効果的に緑を植えているので、お手入れも楽です。奥の方には家庭菜園もあり、お子さんと水やりや収穫を楽しんでいます。
左／奥様が百円ショップで購入したビーズを文字盤のようにあしらい、ガラス器と組み合わせてアートなオブジェに。中／お庭の隅のミニ花壇、クラシカルなあかりがアクセント。右／テラスと芝庭をつなぐ飛び石やサークルにも遊び心が。
左／昼のキュートなイメージとうって変わって、夜はムーディな照明演出で大人の空間に。オブジェからこぼれる光や、あかりに映し出された葉影が印象的。
上／ブルーに光るガラスブロックは、昼と夜でまったく違う表情に。床タイルの目地に仕込まれた小さなLED照明は、リズミカルに並んだ光で足元の段差を知らせてくれます。
サイズバリエが豊富な『メニーウェル※』お客様のこだわりにとことん対応。
ご希望のテラス屋根が大きかったので、サイズバリエーションが豊富でコストパフォーマンスにすぐれる『メニーウェル※』をお勧めしました。デザインや素材にこだわりをお持ちのお施主様でしたので、たとえばタイルでも何種類も実物をお持ちして吟味し、納得の色を決めていただくなど、一つひとつご相談しながら進めました。
［設計者］株式会社太陽ハウジング 次長 木村篤史様
使用商品：テラス『メニーウェルA・メニーウェルZ』※テラス「メニーウェルA・Z」は現在販売を終了しております。