道路から玄関までデッキを渡して、桟橋をイメージ。『M.シェード』と建物のバランスも絶妙で、美しい景色をつくっています。
新築後1年ほど、エクステリアづくりの参考にと住宅地を見てまわったというS様。そして決まったわが家のテーマが“桟橋”でした。「木のデッキを玄関から道路まで渡して、橋を架けるイメージにしたかったんです。『M.シェード』は出先でたまたま見つけてひとめ惚れ。そのクールな質感と木材が合うのかちょっと心配でしたが、ごく自然に調和しましたね」と満足そうなご主人。
デッキのアプローチは木の温かみとやさしい踏み心地が魅力。車も自転車もデッキも『M.シェード』の大きな屋根に守られ、雨の日でも濡れずに歩けます。「朝出かけるとき『M.シェード』を見上げると、トラスが描く美しい景色が楽しめますし、夜は「ああ帰ってきた〜」としみじみ思える。本当に毎日が幸せです」
玄関を出たところ。目の前のデッキはまさに桟橋。『M.シェード』におおわれて玄関が奥まり、道路からの視線も気になりません。
ステップの奥の端をカットし、くぼみをつくって自転車置き場に。「毎日自転車で通勤するので、こういう専用の場所があるととても便利です」
デッキのアプローチ、木製の柵や目隠し壁などナチュラル感あふれる外観。北向きですが『M.シェード』が日光を反射して明るい。
夜の照明にもこだわりました。玄関灯、窓のあかり、植栽のアッパーライトが『M.シェード』の屋根に反射、美しく幻想的な夜景に。
デッキのアプローチに点々と続く誘導灯と、機能門柱『ステイム』の照明が、リズミカルにコーディネート。奥のステップには、美しさと安全をかねたライン照明も設置。
S様のご希望は「『M.シェード』をつけ、アプローチをデッキ仕様にして斬新な外観に」というもの。そこで土台をアルミで補強して木製ステップを設置。デッキの一角を少しくぼませて、自転車置き場も設けました。機能門柱『ステイム』を手前に立てたことで、アプローチにほどよい遠近感が生まれ、奥行きの深いエントランスになったと思います。
M.シェード/アーバングレー色(UC)