テラス囲い晴れもようwith 特別対談企画 タオルと洗濯のいい関係 洗濯家 中村祐一×タオルソムリエ 阿部哲也  テラス囲い晴れもようwith 特別対談企画 タオルと洗濯のいい関係 洗濯家 中村祐一×タオルソムリエ 阿部哲也 

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年齢や性別を問わず、毎日誰もがお世話になっている「タオル」。
洗濯物としても年中付き合うことになる最もポピュラーなアイテムの一つですが、
こんなにも馴染み深い存在でありながら、その洗い方、干し方となると、
案外気に掛けていないという人も少なくないのでは。
毎日使うものだからこそ、せっかくなら、ちょっとだけ洗濯にもこだわってみませんか?
「洗濯」の専門家である中村祐一さんと、「タオル」のプロである阿部哲也さん(IKEUCHI ORGANIC)に、
“タオルと洗濯”をテーマにお話しいただきました。

正しく洗ってケアすれば、長持ちする。

中村祐一img中村祐一img
  • 中村:

    中村:阿部社長とは「センタクカイギ」※でご一緒させていただいていますが、今日は特に「タオル」に焦点を当ててお話しできたらと思っています。早速ですが、タオルを洗濯するということに関して、何かお客様から相談を受けたりすることはありますか?

  • 阿部:

    阿部:「風合いが固くなってしまった」「においが取れない」「黒ずんできた」…お客様からお聞きするお悩みは大体この3つですね。

  • 中村:

    中村:特に風合いの問題は、きっと多くの方が経験していますよね。

  • 阿部:

    阿部:一番多いお悩みですね。天日干しでパリッとした仕上がりのタオルが好きだとおっしゃる方も中にはいらっしゃいますが、やっぱりタオルにはふっくらした肌触りを求める人が多いですから。IKEUCHI ORGANICの直営店には洗濯後のタオルのサンプルが置いてあって、お客様に実際に触っていただき新品と洗濯後の違いを実感してもらっているんです。でも、お客様からは「家で洗濯すると、こんな仕上がりにならない」という声も。それが悔しいんですよね。正しく洗ってケアしてもらえれば、長くいい状態で使い続けていただけるのに…と。

  • 中村:

    中村:確かに、洗濯物の中でも洗い方の影響が出やすいのがタオルですよね。洗濯って何かを「プラス」する作業ではなく、本来の状態を取り戻してあげる行為だと思うんです。それを一番実感できるのが、タオルだと思うんですよ。シンプルなアイテムだけに、洗い方がそのまま表れてしまう。ことタオルに関して、おすすめの洗い方はありますか?

  • 阿部:

    阿部:タオルのふっくら感を出すには、生地のパイルを良い状態に保たなくてはなりません。そのためには、とにかく洗うときの水の量を増やして、洗濯機の中でタオルをしっかり泳がせることが大切です。乾いたタオルを洗濯機に入れるとタオルが水をどんどん吸うので水量が不足してしまうんですね。だから、タオルをビショビショに濡らしてから洗濯機に入れるのも一つの手。中村さんからはいかがですか?

  • 中村:

    中村:気持ちよい拭き心地を楽しみたいなら、柔軟剤を使わずに仕上げることをおすすめします。柔軟剤って繊維の表面に膜を張るような感じになりますから、柔軟剤を使わないほうがタオル本来の吸水性を損なわずに仕上げることができるんです。余計なものをプラスするんじゃなくて、まさしく洗濯によってニュートラルな状態に戻す、というイメージですね。いずれも簡単にできる一工夫ですので、ぜひ一度試してみてもらいたいですね。

※「センタクカイギ」…お二人が活動中の「洗濯をオープンに語るためのプラットフォーム」。各地でトークイベントも開催。

「干し方」を侮ってはいけない。

阿部哲也img阿部哲也img
  • 阿部:

    阿部:基本的にタオルのケアというのは、人間の肌と同じだと思っていて。気をつけたいのが過乾燥の問題です。だから「干し方」は大事です。天日干しは気持ちいいかもしれないけれど、気をつけないと過乾燥でパサパサになってしまうことも…。

  • 中村:

    中村:そうですね。その点、ふっくらさせたいだけなら、実は乾燥機のほうが効果的なんですよね。熱風でパイルの繊維を立たせながら、ちょうどよい具合にふっくら仕上がります。でも、機械任せにせず自分好みに仕上げたいなら、乾燥機を使わない方法もありますね。

  • 阿部:

    阿部:乾燥機を使わないなら、とにかくタオルの表面のパイルを起こしてやることが肝心です。パイルが寝たまま干すと、固い仕上がりになってしまう。パタパタ振ってパイルを立ててから干すだけで、仕上がりは変わります。ただ、これは結構な力仕事なので、何枚もやると疲れます(笑)。おすすめは、タオルを撫でる方法。タオルにはパイルの「目(流れ)」があるんです。手で撫でたときにパイルが寝るのが目の向きなので、それに逆らって手で撫でて、パイルを立ててから干してやればOKです。

  • 中村:

    中村:それだと簡単にできそうですね。あと、最近は部屋で中干しをする方も多いと思います。タオルを中干しする時には、におい対策も気になるところですね。

  • 阿部:

    阿部:においの問題は、実は「洗う前」が一番大事だと思っています。使い終わって濡れたままのタオルを空気対流のない洗濯機の中に突っ込むのは最悪です。そこで雑菌が繁殖してしまう。使った後は一旦干しておくのが正解。

  • 中村:

    中村:湿った状態が長く続くとにおいやすくなりますからね。できるだけ短時間で干すことが鉄則です。外干しと中干しの両方の利点をもつ「晴れもようwith」は、においが気になる梅雨の時期の洗濯にも有効といえそうですね。

タオルが育つということ。

中村祐一img中村祐一img
  • 中村:

    中村:そういえば阿部さんは、「タオルを育てる」っていう表現を使われますよね?

  • 阿部:

    阿部:「育てる」っていうのは、ジーンズをはきこんで自分好みの風合いに仕立て上げていく、というような考え方。モノを愛でる、っていう感覚ですね。タオルはもちろん経年劣化してきますが、ケアしながら使い込んだタオルが自分好みになっていたりする。目をつぶって手の感触だけで、家にあるタオルを触ってみると、たくさんの中で、きっと2〜3 枚、気に入った手触りのモノがあるはず。それと同じように仕立て上げていく、それが「育てる」ってことです。

  • 中村:

    中村:僕が合言葉にしている「スローランドリー」もまさに同じ考え方です。例えるなら、コーヒーの焙煎みたいなイメージなんです。その人に合った味をその人なりのやり方に探していくという。洗濯に正解ってないんですよね。失敗さえも楽しかったりする。タオルって比較的価格も安いものなので、いろいろ試して自分好みのタオルにする試行錯誤をしてみるのもいいですね。

  • 阿部:

    阿部:ええ。毎日の洗濯が変われば、モノとの向き合い方や時間の過ごし方が変わります。それは洗濯を通じてQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が高まるということでもあります。

  • 中村:

    中村:今、個人のSNSとか見ていても、効率ばかりでなく「洗濯を楽しむ」という機運は高まっているように感じます。そういう、自分好みの方法で洗濯を楽しむっていう考え方は、三協アルミの『晴れもようwith』にとてもマッチしていると思うんです。

  • 阿部:

    阿部:とにかく自由度が高いのがいいですね。理想的な空気の流れ、風をデザインできるのが魅力。中干しの一番の難点である、空気が対流しないっていう問題をクリアしつつ、花粉やPM2.5も気にしなくていい。

  • 中村:

    中村:単なる囲いではなく、どうしたらもっと「干す」ことを快適にできるかにフォーカスしている。こういう製品って、なかなかありそうでなかったですね。洗濯物を干すっていうのはほとんど毎日のことなので、それを快適にすれば暮らしが変わると思うんです。

  • 阿部:

    阿部:ここ数年、住宅の中でもキッチンなんかは重要度がどんどん上がっていますが、洗濯を干す場所に代表されるユーティリティースペースは、まだそこまで注目されていない。そこをもっと見直していけば、生活の満足度ってグンと上がると思うんです。『晴れもようwith』が、そのきっかけになればいいですね。

Profile

中村祐一氏

洗濯家

中村祐一

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。日本中の家庭に洗濯を伝え続ける、日本を代表する洗濯家。

公式HP www.sentaku-yuichi.com

Twitter @sentaku_u1

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。日本中の家庭に洗濯を伝え続ける、日本を代表する洗濯家。

公式HP www.sentaku-yuichi.com

Twitter @sentaku_u1

阿部哲也氏

タオルソムリエ

阿部哲也

IKEUCHI ORGANIC株式会社 代表取締役社長。新潟県新潟市出身。1991年に証券会社に入社後、IT、アパレル企業などを経て2009年にIKEUCHI ORGANICに入社。好きなタオルはオーガニック120。

IKEUCHI ORGANIC株式会社 代表取締役社長。新潟県新潟市出身。1991年に証券会社に入社後、IT、アパレル企業などを経て2009年にIKEUCHI ORGANICに入社。好きなタオルはオーガニック120。

IKEUCHI ORGANICIKEUCHI ORGANIC

IKEUCHI ORGANIC

愛媛県今治市が生んだ世界のタオルブランド。「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念に、オーガニックコットン100%のタオルやベビーなどテキスタイルを製造している。タオルを長く愛用するためのメンテナンス方法についても提案。パナソニックをはじめとする異業種企業とのコラボレーション実績も多数。

公式HP www.ikeuchi.org

Twitter @IKEUCHIORGANIC

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