2024.11.25
脱炭素社会実現に向けた市の事業者支援事業を活用した初物件
高岡市上下水道局にカーポート型太陽光パネル架台が採用
〜地域の脱炭素化と災害対策に貢献〜
三協立山株式会社・三協アルミ社が発売しているカーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」※1が、高岡市の事業者支援事業「高岡市チャレンジ新商品認定事業」※2の脱炭素枠の第1号に認定され、同支援事業を活用した初物件として、高岡市上下水道局(富山県高岡市)に採用されました。
今回の物件では、「エネジアース」に電気自動車(EV)用充電設備を設置しており、高岡市が取り組むEVの普及促進と、環境に優しく災害に強いまちづくりに貢献します。
※1.カーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」リファイン:
https://alumi.st-grp.co.jp/news/2024news/ex20240613.html
※2.高岡市が、市内事業者が開発した新商品を認定し、販路開拓を支援する事業:
https://www.city.takaoka.toyama.jp/soshiki/sangyokikakuka/2/1/1/5125.html
高岡市上下水道局に納入した「エネジアース」
- 1.脱炭素社会実現に向けた取り組み
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高岡市は、2023年11月に環境省の「脱炭素先行地域」※3に選ばれており、当社をはじめとする企業や団体が参画する高岡市カーボンニュートラル推進協議会と連携・協力して、脱炭素社会実現に向けた様々な取り組みを推進しています。
また、脱炭素先行地域の選定を受けて、脱炭素化に効果があると認められる商品を「チャレンジ新商品(脱炭素枠)」として認定し、商品のPRを積極的に行っています。
当社が発売する「エネジアース」は、高岡市の「チャレンジ新商品(脱炭素枠)」の認定第1号商品であり、同支援事業を活用した初物件として、高岡市上下水道局「上関浄水場」に設置されました。
高岡市上下水道局が進めている公用車のEV化と併せて「エネジアース」を導入することで、ライフラインを支える上関浄水場におけるより一層の脱炭素化や災害時の補助電源としての活躍が期待されます。
※3.2030年度までに民生部門(家庭部門および業務その他部門)の電力消費に伴うCO₂排出実質ゼロなどを実現する地域
- 2.「上関浄水場太陽光発電設備設置工事」の概要
【「上関浄水場太陽光発電設備設置工事」の概要】
工事名 | 上関浄水場太陽光発電設備設置工事 |
施主 | 高岡市上下水道局 |
施工場所 | 富山県高岡市京田 地内(上関浄水場) |
当社製品納入数 | 駐車台数4台分 |
太陽光パネル出力 | 12.5kW |
竣工 | 2024年10月16日 |
【「エネジアース」仕様】
材質 | アルミ形材 |
カラー | アーバングレー |
サイズ |
梁下高さ:2500mm 奥行:5035mm |
性能 |
耐積雪荷重:4500N/㎡(耐積雪150cm) 耐風圧強度:基準風速 Vo=46m/s |
- 3.今後の展開
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土地を有効活用できるソーラーカーポートは、ZEB・ZEH※4の普及や、さらなる発電スペースの創出、災害時の電力確保を実現するアイテムとして、今後の需要が見込まれています。
「エネジアース」は2024年度グッドデザイン賞を受賞しており、今後も展示会への出展やプロモーション活動など認知度向上を図り普及を推進することにより、地域の脱炭素化や災害対策に貢献してまいります。
※4.ZEB(ゼブ)はNet Zero Energy Building、ZEH(ゼッチ)はNet Zero Energy Houseの略称で、消費する一次エネルギーの収支をゼロまたはマイナスにすることを目指した建物
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ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。