ニュースリリース

2022.11.21

「ワンダーエクステリアデザインコンテスト2022」最終審査結果

 三協立山株式会社・三協アルミ社では、快適なエクステリア空間を提供するための提案力・施工力向上を目的として、全国のエクステリア商品を施工販売する方を対象とした「三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2022」を実施し、このほど最終審査結果がまとまりましたのでご案内いたします。

 当社のエクステリア商品を用いた施工事例3部門と、外構デザインのプランニング1部門をあわせた4部門で作品を募り、応募総数4,025点の中から、5名の社外審査員により、デザイン大賞、プランニング大賞をはじめ、各部門のゴールドデザイン賞、シルバーデザイン賞、ブロンズデザイン賞など計175点の賞を決定しました。

【審査部門・4部門】

◆施工部門
A部門 アウトドアリビング部門
(庭まわり)
笑顔あふれる心地よい庭空間と窓の外に広がるガーデンビューを、当社商品にて具現化した施工物件
B部門 ファサード部門
(門・車庫まわり)
ファサードを中心に門まわりから車庫まわりまで当社商品を効果的に取り入れた施工物件
C部門 パブリック部門 パブリック物件(空間)において当社商品を効果的に取り入れた施工物件(集合住宅・商業施設含む)
◆プランニング部門
D部門 プランニング部門 当社商品を有効に取り入れた外構デザインのプレゼンテーション(架空・実物件は問わない)

【審査結果】

◆大賞
部門 受賞会社(設計・施工会社) 所在地
デザイン大賞 積水ハウス株式会社 横浜シャーメゾン支店 神奈川県横浜市戸塚区川上町
プランニング大賞 中部建商株式会社 静岡県静岡市駿河区みずほ
◆各部門 ゴールドデザイン賞
部門 受賞会社(設計・施工会社) 所在地
アウトドアリビング部門 株式会社L.I.M L-design 愛知県小牧市小木南
ファサード部門 株式会社マチデコラボ 和歌山県和歌山市和田
パブリック部門 株式会社エス・アイ・エム 多摩営業所 東京都八王子市左入町
プランニング部門 積和建設四国株式会社 愛媛事業所 愛媛県松山市久米窪田町

【審査員】

大熊 一幸氏(GRANFACE///LEX-DesignOffice東京 代表)
藤本 英子氏(京都市立芸術大学美術学部および同大学院美術研究科環境デザイン研究室 教授)
山本 結子氏(グランドマム株式会社GM Design Office チーフデザイナー)

【特別審査員】

小林 徹氏(株式会社エコ.グリーン設計 顧問)
菊原 啓子氏(光環境設計室 代表)

<デザイン大賞>

受賞会社:積水ハウス株式会社 横浜シャーメゾン支店

使用商品:ファサードエクステリア「M.グローリア」

受賞会社:積水ハウス株式会社 横浜シャーメゾン支店
使用商品:ファサードエクステリア「M.グローリア」

【講評】
 店舗併用賃貸住宅に要する建築計画に対し、水平ラインを強調したダイナミックフレームや横長門袖を組み合わせた印象的なファサードデザイン提案が高評価となった。背景に豊かな緑をひかえた低層の建物は、道路に連なる緑化と連携して落ち着きの街並みを形成。大型動物病院併設型・ペット共生賃貸住宅というだけでも特別な感覚があるが、前面道路に広く接する敷地がパブリック空間の質を上げている。高低差のある敷地に設けたステップも横長に解放し、間口規模に適する重厚感のある演出が取り入れられていた。自然素材を用いた経年美化的要素の花壇と抜け感のある柔らかな木立、建物外壁が道路に迫る場所も石積みに緑化の幅を取り、長く続く歩道との接点を単調にならないようにしつらえるなど、通る人々への配慮が見られる。ナイトシーンもしっかり計画し、時の移り変わりを含めて美しい構えの作品である。

<プランニング大賞>

受賞会社:中部建商株式会社

使用商品:
 ファサードエクステリア「みられ」
 ファサードエクステリア「M.グローリア」
 人工木デッキ「ひとと木2」
 歩行者補助手すり「ジーエムライン」
 汎用部材「α-Pro」
 バルコニー「オルネ」
 ガーデンファニチャー「フォレスティ」

受賞会社:中部建商株式会社
使用商品:
 ファサードエクステリア「みられ」
 ファサードエクステリア「M.グローリア」
 人工木デッキ「ひとと木2」
 歩行者補助手すり「ジーエムライン」
 汎用部材「α-Pro」
 バルコニー「オルネ」
 ガーデンファニチャー「フォレスティ」

【講評】
 2棟連続する建築と敷地に対する利用価値を明確に表す仕掛けとした、境界線不透明化を企画提案する素晴らしい計画であり、伝える紙面構成の美しさなどトータルで完成度の高いプレゼンテーション作品であった。2区画の計画は、2世帯の世代間や地域などさまざまなつながりの可能性を感じさせるテーマを、緑やフレームでやわらかく仕切った提案。貸家や店舗、シェアハウスとしても使え、庭空間の使い方もプライベート空間とするもよし、コモンスペースとして地域に開かれたオープンガーデンとしても考えられる。この新発想が大変興味深く、今後の分譲地計画に刺激を与える作品であった。考えられたショップサインのデザインも秀逸。白×黒×木目の抑えた配色が緑を生かし、そこに住まい、訪れる人によって何色にでも変幻するポテンシャルさえ感じさせる素敵な空間となっており、さりげなく惹き込まれた。

◇最終審査結果はホームページでもご覧いただけます。

【 三協アルミ エクステリア建材サイト「Exterior world」 https://www.exteriorworld.jp/excontest/

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。

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