「ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019」最終審査結果
三協立山株式会社・三協アルミ社では、快適なエクステリア空間を提供するための提案力・施工力向上を目的として、全国の販工店、ハウスメーカー、設計事務所を対象とした「三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019」を実施し、このほど最終審査結果がまとまりましたのでご案内いたします。
コンテストは、当社のエクステリア商品を用いた施工事例4部門と、外構デザインのプランニング2部門をあわせた6部門で作品を募り、総数3,263点の応募をいただきました。6名の社外審査員により、デザイン大賞、プランニング大賞をはじめ、各部門のゴールド、シルバー、ブロンズデザイン賞、奨励賞、特別賞の計64点を決定。地区優秀賞と入選を含め、合計236点の賞が決定しました。
【審査部門・6部門】
施工部門 | ファサード部門(門・車庫まわり) | ファサードを中心に門まわりから車庫まわりまで当社商品を効果的に取り入れた施工例 | |
アウトドアリビング部門(庭まわり) | 庭まわりを中心に当社商品を取り入れ笑顔あふれる庭空間を具現化した施工例 | ||
エクステリアリフォーム部門 | 戸建てエクステリアリフォーム物件において当社商品を効果的に取り入れた施工例 | ||
パブリック部門 | パブリック物件において当社商品を効果的に取り入れた施工例(集合住宅・商業施設含む) | ||
プランニング部門 | プレゼンテーション部門 | 実物件(未施工可)における当社商品を有効に取り入れた外構デザインのプレゼンテーション | |
パース部門 (アプローチ+カースペース) |
当社カーポートを取り入れアプローチ+カースペースの新しいファサード空間を表現したパース図 |
【審査結果】
◆大賞
部門 | 受賞会社(設計・施工会社) | 所在地 |
デザイン大賞 | 中央復建コンサルタンツ株式会社 | 大阪府大阪市東淀川区東中島 |
プランニング大賞 | 積水ハウス株式会社 岡山シャーメゾン支店 |
岡山県岡山市北区今 |
◆各部門 ゴールドデザイン賞
部門 | 受賞会社(設計・施工会社) | 所在地 |
ファサード部門 | 住友林業緑化株式会社 東海営業部 DPG |
愛知県名古屋市東区葵 |
アウトドアリビング部門 | 株式会社ベストエクステリア | 岐阜県可児市柿田 |
エクステリアリフォーム部門 | 株式会社岡本ガーデン | 大阪府柏原市大字雁多尾畑 |
パブリック部門 | 該当なし | ― |
プレゼンテーション部門 | 積和建設北陸株式会社 | 石川県金沢市藤江北 |
パース部門 | 株式会社トップ・アート | 静岡県静岡市駿河区みずほ |
【審査員】
- 大熊 一幸氏(グランフェイス 代表)
中尾 きみこ氏(アトリエ彩 代表)
須田 武憲氏(株式会社GK設計 代表取締役社長)
山本 結子氏(グランドマム株式会社 チーフデザイナー)
【特別審査員】
- 小林 徹氏(株式会社エコ.グリーン設計 代表取締役)
菊原 啓子氏(光環境設計室 代表)
デザイン大賞
受賞会社:
中央復建コンサルタンツ株式会社
使用商品:
特注SP種ガラス高欄-
【講評】
パブリック部門からの初選出であり新たな歴史を刻むに値する素晴らしい作品。渋谷駅東口歩道橋にオリジナルな高欄デザインを実現したのは、品質が高く安定供給が可能な工業製品であるアルミ押出材による連続景観の凄みである。本作品は工場生産品による素材特性と橋梁の形態との連携という背反する要素がみごとに統合され、技術力を遺憾なく発揮した大賞にふさわしい作品。歩道橋の有機的な形態に合わせて笠木と手摺にR加工を施し、やわらかくのびやかな景観を創り出している。強化ガラスと足元を照らす低位置照明を取り込む垂直材も美しく、ドラマチックで誘導性のある夜間景観となった。全体の風景として橋体と高欄、上部首都高速道路のR形状が呼応し、人の動きそのものがデザインされたダイナミックで有機的な新しい都市景観を創出している。
プランニング大賞
受賞会社:
積水ハウス株式会社 岡山シャーメゾン支店
使用商品:
カーポート「U.スタイル アゼスト」
ファサードエクステリア「M.グローリア ファサードフレーム」
ファサードエクステリア「M.グローリア スクリーン5型」
ファサードエクステリア「マクリズム」
形材フェンス「フレイナY1型」
人工木デッキ「ひとと木2」
サイクルポート「ニューマイリッシュ ミニタイプ」-
【講評】
景観に貢献するハイグレードのファサードデザイン、パースの高い表現力、説得力あるプレゼン手法など、すべてにおいて大賞にふさわしい。建物断面パースを用いた住まい手目線でのコンセプト訴求は秀逸。夜景や室内からのパースの見せ方、ゲート感、内と外をつなぐゾーニングやコンセプトの表現、どれもがこなれていて、整然とした紙面のレイアウトは敷地の空間把握が明快で美しい。緑量やライティングを誇張せず、自然で心地よい雰囲気が醸し出され評価につながった。堅い印象になりがちな集合住宅を緑や石積み、ゲートを配し邸宅感を創出。コモンスペースもイメージが伝わり、このまま企画書や販売広告のHP、パンフレットに掲載されるレベルの完成度となった。
◇最終審査結果はホームページでもご覧いただけます(12月2日公開予定)
【三協アルミ エクステリア建材サイト「Exterior world」 https://www.exteriorworld.jp/excontest/】
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。