2018.01.23
省エネ基準義務化に伴う複層ガラス仕様のニーズに対応
三協アルミ 店舗用建材「STフロント」シリーズ強化
三協立山株式会社・三協アルミ社は、オフィスやビル、店舗などで使用される店舗用建材「STフロント」のシリーズを強化します。
オートドア(自動ドア)、排煙外倒し窓、排煙内倒し窓に、空気層12mmの複層ガラスに対応可能な「ガラス溝幅35mmタイプ」を追加発売することで、2020年の省エネ基準義務化に伴い、オフィスやビル、店舗などの分野でも需要が高まっている複層ガラス仕様のニーズへの対応が可能となります。
オートドア(内動片引き戸) | 複層ガラス仕様(ガラス溝幅35mm)NEW (6+A12+6.8複層ガラスまで対応可) |
【特長】
- ◆オートドア・排煙外倒し窓・排煙内倒し窓共通
(1)複層ガラス仕様の市場ニーズに対応(ガラス溝幅35mmラインアップ) - 「オートドア」「排煙外倒し窓」「排煙内倒し窓」の3つの窓種に、空気層12mmの複層ガラスに対応できる「ガラス溝幅35mmタイプ」をラインアップしました。 (上右図参照)
- ◆オートドア
(1)販工店様の加工負荷軽減(複層ガラス専用障子ラインアップ) - 当社従来品のオートドアは複層ガラスを使用する場合、溝幅アタッチメント(※1)を使って販工店様での加工が必要でしたが、複層ガラス専用障子(※2)をラインアップしたことで、販工店様の加工負荷を軽減することができます。
- ※1. 溝幅アタッチメント・・・単板ガラス用障子に複層ガラスを入れる場合、ガラス溝幅を大きくするための専用部材
※2. 複層ガラス専用障子・・・サッシの可動部の部材を複層ガラス専用にしたもの
- (2)隠し上かまちで意匠性向上
- オートドアの上かまちを隠しかまち(※3枠の見付の中に障子が隠れる構造)としたことで、すっきりとしたデザインを実現しました。
- ◆排煙外倒し窓・排煙内倒し窓
(1)障子端部キャップで意匠性向上 - 排煙外倒し窓と排煙内倒し窓の障子(可動部)の端部にキャップ(※4) を取り付けたことにより、安全性は勿論、意匠性も高めました。
- (2)部材の共有化
- 複層仕様のガラス溝幅35mmタイプのラインアップ追加に伴い、排煙外倒し窓と排煙内倒し窓の単板仕様の設計を見直し、部材の共有化(※5) を図りました。これにより、販工店様の部材在庫を最小限に抑えることができます。
【仕様】
※追加発売商品NEW
オートドア | 排煙外倒し窓 | 排煙内倒し窓 | ||||
枠見込み | 100mm | 70mm | 100mm | 70mm | 100mm | |
ガラス溝幅 (間口) |
単板 | ー | 18mm | 18mm | 18mm | 18mm |
複層 | 35mm | 35mm | 35mm | 35mm | 35mm | |
タイプ | ・内動片引き戸 ・内動引分け戸 |
・ワンタッチ方式 ・オペレーター方式 |
・ワンタッチ方式 ・オペレーター方式 |
|||
カラー | SLC(シルバー艶消)、SC、WH、UC、BKC、KC | |||||
参考価格 | <枠見込み100mm、複層ガラス仕様:ガラス溝幅35mmの場合> ◇オートドア内動引分け戸ランマFIX窓付(幅3600mm×高さ2700mm):530,000円(エンジン装置込) ◇排煙外倒し窓(ワンタッチ方式)FIXスクリーン段窓(幅800mm×高さ2700mm):76,000円 ◇排煙内倒し窓(ワンタッチ方式)FIXスクリーン段窓(幅800mm×高さ2700mm):84,000円 |
※価格には、消費税、ガラス代、搬入費、取り付け費等を含みません。
【発売日】
平成30年1月5日
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。
仕様、価格など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。