「エクステリアデザインコンテスト2017」最終審査結果
三協立山株式会社・三協アルミ社では、快適なエクステリア空間を提供するための提案力・施工力向上を目的として、全国の販工店、ハウスメーカー、設計事務所を対象とした「エクステリアデザインコンテスト2017」を実施し、このほど最終審査結果がまとまりましたのでご案内いたします。
コンテストは、当社のエクステリア商品を用いた施工事例4部門と、外構デザインのプランニング2部門をあわせた6部門で作品を募り、総数約3,200点の応募をいただきました。最終審査では4名の社外審査員により、デザイン大賞、プランニング大賞をはじめ、各部門のゴールド、シルバー、ブロンズデザイン賞、奨励賞、特別賞の計62点を決定。地区優秀賞と入選を含め、合計321点の賞が決定しました。
【審査部門・6部門】
| 施工部門 | ファサード部門（門・車庫まわり） | ファサードを中心に門まわりから車庫まわりまで当社商品を効果的に取り入れた施工例 | |
| アウトドアリビング部門（庭まわり） | 庭まわりを中心に当社商品を取り入れミューテリアライフ（=笑顔あふれる庭空間）を具現化した施工例 | ||
| エクステリアリフォーム部門 | 戸建てエクステリアリフォーム物件において当社商品を効果的に取り入れた施工例 | ||
| パブリック部門 | パブリック物件において当社商品を効果的に取り入れた施工例 | ||
| プランニング部門 | プレゼンテーション部門 | 実物件（未施工可）における当社商品を有効に取り入れた外構デザインのプレゼンテーション | |
| パース部門（ファサード） | ファサード部に当社商品を取り入れ、効果的に表現したパース図 | ||
【審査員】
- 大熊 一幸氏（グランフェイス 代表）
中尾 きみこ氏（アトリエ彩 代表）
須田 武憲氏（株式会社GK設計 代表取締役社長）
高野 保光氏（遊空間設計室 代表）
【審査結果】
◆大賞
| 部門 | 受賞会社（設計・施工会社） | 所在地 |
| デザイン大賞 | 株式会社neutral | 愛知県名古屋市緑区桶狭間切戸 |
| プランニング大賞 | 住友林業緑化株式会社 熊本営業所 | 熊本県熊本市南区馬渡 |
◆各部門 ゴールドデザイン賞
| 部門 | 受賞会社（設計・施工会社） | 所在地 |
| ファサード部門 | 株式会社ナインスケッチ | 静岡県浜松市東区小池町 |
| アウトドアリビング部門 | LUCENT(京都) COLOR GARDEN(岐阜) |
京都府舞鶴市市場 |
| エクステリアリフォーム部門 | 株式会社オカモトガーデン | 大阪府柏原市雁多尾畑 |
| パブリック部門 | 株式会社前田金網店 | 三重県四日市市中町 |
| プレゼン部門 | 住友林業緑化株式会社 東海営業部 DPG | 愛知県名古屋市東区葵 |
| パース部門 | 積水ハウス株式会社 名古屋西シャーメゾン支店 設計課 |
愛知県名古屋市中区栄 |
デザイン大賞
受賞会社：株式会社neutral
使用商品：
カーポート「M.シェード」、
シャッターゲート「パレオR型」、
門扉「ラグレシア1型」-
【講評】
建物単独では表現できないファサードの創出を明確に示した、優れたエクステリアデザインである。北側に残された外部空間を活用し、門構えによる重厚なスタイルとボリューム効果で住まいの価値を高めた。車庫、カーポート屋根、塀の水平ラインが、建物屋根ラインと合わさって、ステータス感、スケール感あるファサードが生み出された。門扉上まで延長されたカーポート屋根は門屋をイメージさせ、道路際に高木を植えることで緑量を表現するなどの工夫も随所に感じられる。また、ファサードエリアを少し斜めに振って動線を歪ませるあたりは、デザイナーのセンスが光っていた。最近のエクステリアデザインは、建物との一体感を重視し、主張しすぎず、また遮蔽感を避けるのが基本となっている。この作品は独創性ある発想で、エクステリアデザインの持つ力を改めて示してくれた。
プランニング大賞
受賞会社：住友林業緑化株式会社 熊本営業所
使用商品：
「M.グローリア」、「UCHI-MIZU」、
ガーデンフロア「ラステラ」ほか-
【講評】
本作品は、落ち着いた平屋の佇まいにマッチした外構のデザインである。低めの水平のラインを石積みやコンクリート塀で構成し、建築の庇のラインと呼応させている。プロポーションに気を配り、素材をバランスよくまとめた。美しく完成度の高いCG技術、見る側に配慮した読みやすいレイアウト、文字組みなど編集にまで徹底してこだわった表現を貫いており、とても心地よいプレゼンテーションとして高評価。また、コンセプトを周辺景観の原風景から引用していること、エントランスから庭までストーリー性ある展開、ビューポイントも的確で植栽表現も自然である。抑制されたなかにも暖かみある色彩計画や夜間景観のレンダリングもきわめて魅力的である。今後もエクステリアデザインの資質向上に向け、リーダーシップを発揮していただきたい。
◇最終審査結果はホームページでもご覧いただけます（12月11日公開予定）
【三協アルミ エクステリア建材サイト「Exterior world」 http://www.exteriorworld.jp/excontest/】
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。
