ニュースリリース

2011.09.13

防音機能をもつビル外装仕上げ材 外装防音ルーバー 「トーンスクリーン」

階下からのブラインド効果と意匠性を高めた『上向きタイプ』をラインアップ

 三協立山アルミは、防音機能を持つ外装ルーバー「トーンスクリーン」に、ルーバーを上向きに配することで、階下からのブラインド効果と意匠性を高めた「上向きタイプ」をラインアップしました。

外装防音ルーバー 「トーンスクリーン」

 工場や商業施設の空調設備等からの音が近接する集合住宅への騒音となることがありますが、外装防音ルーバー「トーンスクリーン」は、こうした騒音発生源を囲うことで、騒音の周囲環境への影響を軽減する吸音機能を付加したビル用外装仕上げ材です。
 集合住宅等に近接する工場・商業施設からの機械騒音(冷却塔、屋外機)、教育施設(学校プールでの子供の声など)等の近隣住居への騒音対策に最適な外装仕上げ材です。

【「上向きタイプ」の特長】

1)階下からのブラインド効果を高める
  • ルーバーを上向きに配することで、階下から見える空隙がなくなり、ブラインド効果が高まります。通風を確保しつつ、スクリーンで囲んだ内部は外から見えません。
  • 防音と外観意匠に配慮する外装材として、建物の屋上や上層階に冷却塔や屋外機(機械騒音を発生する機器)などを設置するケース等に適しています。
2)施工性 --- シンプルな取り付け方法
  • 下地材にルーバーをボルト固定する取り付け方法で、複雑な工程がなく簡単に取り付けができます。

ルーバーを上向きに配することで階下から見える空隙をなくしたブラインド効果の高い「上向きタイプ」

【騒音の通過を抑える構造】

  • 吸音材をルーバー内部に組み込んだ構造。ルーバー間を通過した騒音を吸音材が効果的に吸収(=音を熱エネルギーに変換)する作用で、外部への騒音の流出を低減します。
  • ルーバーが風にあたると、特定の周波数にピークをもつ「風騒音」とよばれる違和感のある音が発生しますが、ピーク音を抑える形状がルーバー自体の風騒音の発生も低減します。
  • 冷却塔や屋外機などの低い音は約6デシベル、自動車の走行音や人の声の高い音では約8デシベルの減音が可能です。
防音の仕組み
吸音効果と反射作用により、騒音が軽減されます。

フラット・アルミラス面から入った音が吸音材で吸収され、熱エネルギーに変換されることで、外部への騒音の流出を低減します。

【仕様】

材 質 アルミ形材 + 吸音材(ポリエステル不織布吸音・断熱材)+ アルミ板材(メッシュ付き)
性 能 遮音性能
 ・透過損失値 250Hz:3dB、500Hz:6dB、1000Hz:8dB (JIS A 1416)
耐風圧性能
 ・4030N/㎡
サイズ 製作可能範囲 ルーバー幅:4000mm以下
カラー アルミ形材:SLCシルバー艶消/SIシルバー艶有/SC/UC/BLC/BC/BDC/BKC/KC
アルミ板材(メッシュ付き):シルバー色のみ
参考価格 125,000円/㎡(下地鉄骨、パネル加工品を含まない)

【発売日】

    平成23年10月


ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。
仕様、価格など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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