三協立山アルミは、ビル建材本部内に環境・改装事業に特化した「STER事業部」を設立（2009年6月1日付）し、今後需要の拡大が見込まれるビルの環境・改装市場に対応する、販売体制・業務機能の推進・強化を図ります。
営業・開発・設計・施工の専属体制を整備し、環境・改装の提案から施工・アフターメンテナンスまでをトータルに提案・サポートする体制を構築し、需要の掘り起こしと新規事業領域の拡大を図ることで、5年後の2014年には、売上300億円事業を目指します。
STER（スター）：Ｓａｎｋｙｏ Ｔａｔｅｙａｍａ Ｅｃｏ ＆ Ｒｅｍｏｄｅｌｉｎｇ
『エコ・環境・省エネ』＆『リモデリング・改修・改装』
【ビル改装の市場】
耐震や居住性を高めるためのリニューアルを必要とするマンションのストック市場が約530万戸（2007年 国土交通省）、またビル改装アルミ建材市場は2017年度には1185億円になる（2007年度比72%増／2008年 建築改装協会予測）と予測されており、今後需要の拡大が見込まれます。
本年度補正予算にも、社会資本ストックの耐震化や予防保全対策や公立小中学校の耐震化・ECO改修などの単年度予算が割り振られ、国土交通省において「住宅・建築物省エネ改修推進事業」の提案が募られていること、住宅の省エネ改修促進税制などにより、所定の省エネ改修工事に優遇制度がある等、こうした国の施策からもビル用改装アルミ建材需要の増加が見込まれます。 |
【STER事業部】
- ①販売体制・業務機能の構築・強化
- ビル建材本部内に新設した「STER事業部」により、需要拡大が見込まれる環境・改装事業に特化した営業、設計・施工等の機能を強化します。環境・改装事業において、提案から施工・アフター管理までをトータルに提案・サポートする体制を構築します。 各支店にSTER事業に特化した部門（地域支店は兼任）を設置し、営業から施工・アフター管理までを行ないます。
- ②改装需要の顕在化と物件の掘り起こし
- 改装ニーズにあった環境・改装商品、施工・アフターメンテナンスまでのトータルサポートを、公立学校の改修・耐震工事、マンション管理組合・管理会社へ提案することで需要の顕在化を図ります。
■環境・改装の提案・トータルサポート
サッシ・窓の改修は、複層ガラスへの交換、二重サッシ化や新設のアルミサッシや断熱サッシへの交換のほか、防犯性の高い開口部やユニバーサルデザインへの配慮など、居住性を高める改修が求められています。建物の外部を断熱構造とする外断熱による建物全体の省エネ化や、自然エネルギーの積極活用をはかることの出来る太陽光発電パネルを組み込んだ建材、自然換気システムへの関心も高まっています。
こうした需要に対し、当社の技術と実績に基づき、ニーズに合わせてさまざまな角度から改装計画を提案し、トータルにサポートしていきます。
■施工・アフターメンテナンス
自社による責任施工を重視し、自社の商材以外についてはアライアンスによる対応を検討しています。
アフターメンテナンスは、建物の管理会社や管理組合および地元工務店との連携により対応します。
- ③商品の整備・拡充
- 環境・改装関連の商品体系を整備・拡充し、当社の強みである「手摺改装」「環境商品」や新改修工法・技術の研究開発の推進により差別化、優位性を図ります。
＜主な取り扱い商品＞
・サッシ改装、外装改装、玄関ドア改装、手摺改装
・ビルメンテナンスシステム
・環境商品---自然換気システム「NAV-Window21」、断熱サッシ「エルミン窓」、太陽光発電 |
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。
仕様、価格など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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