地面や床の滑りやすい場所に設置しないでください。
ビニール製の床やタイル、ぬれている床など滑りやすい場所で使用すると踏み台の支柱が広がり、転倒や転落による事故につながるおそれがあります。
踏台が安定しない地面や床には設置しないでください。踏台が傾いて転倒や転落による事故のおそれがあります。
支柱が沈むようなやわらかい場所。
段差があったり凹凸があって安定しない場所。
傾斜している場所。
踏台に昇り降りするときはゆっくりと1段ずつ昇降してください。
踏台に飛び乗ったり駆け上がったりすると、踏台に無理な力が加わり支柱が折れ曲がることがあり、転倒や転落による事故につながるおそれがあります。
天板上での作業は、十分注意し、踏台から体を乗り出したり爪先立ちしないでください。
バランスをくずし、転倒や転落による事故のおそれがあります。
踏台を開閉するときは、可動部や回転部で手をはさまないように注意してください。
思わぬけがをするおそれがあります。
作業に適した服装やはきものを使用してください。
引っかかったり、すそを踏みつけるおそれのある服装や滑りやすいはきものは、転倒や転落による事故のおそれがあります。
同時に二人以上乗らないでください。
踏台が不安定になり、破損や転倒による事故のおそれがあります。
使用する高さにあったサイズの踏台を選んでください。
踏台を高くするために、別の踏台やパイプ、木などをつないだり、台や箱の上に乗せたりすると、繋ぎ目が折れたり、台や箱が移動して転倒や転落による事故のおそれがあります。
上枠へ寄り掛かったり、片足を乗せて作業しないでください。
踏台が不安定になって転倒や転落による事故のおそれがあります。
踏台を折りたたんだまま使わないでください。
踏台が安定せず、転倒や転落による事故を起こすおそれがあります。
踏台の周囲に危険物が無いことを確かめてください。
踏台は、引きずったり、投げたり、乱暴に扱わないでください。
【ご使用前の点検と処置】
長い間ご使用いただくと、いろいろと不具合が発生します。踏台をお使いになる前には必ず下記の点検をして異常の無いことを確認してください。
目で見て点検をしてください。
支柱や踏ざんに曲がり、ネジレ、ヘコミがありませんか。
踏ざんにグリース、油、泥、雪、水、ペンキなど、滑りやすいものが付いていませんか。付いている場合はきれいに拭きとってください。
各部の接合部にひびや割れ、著しい腐食がありませんか。また、取り付け部品の破損、脱落、変形、磨耗、著しい腐食がありませんか。
リベット、ねじ、ピンなどのゆるみや抜け落ちがありませんか。滑り止めキャップがすり減ったり、はずれたりしていませんか。
触って点検をしてください。
各段の踏ざんをねじってみて、回転したりガタガタしていませんか。
支柱を開閉して、点検をしてください。
左右のヒンジ(回転金具)にゆるみやガタツキがありませんか。
開き止め装置が確実にロックできますか。
異常があった場合、自分の判断で、手直しや補修は絶対にしないでください。一度変形した本体や金具は著しく強度が落ちており、手直ししても本体や金具の破損が起こり、転倒や転落による事故のおそれがあります。