ピポットヒンジタイプの室内ドアにおいて、ピポットヒンジ(下)の軸受けが破損し、さらにピポットヒンジ(下)が傾いた状態で使用されますと、ピポットヒンジ(上)の軸の掛かりが少なくなり扉がはずれ、倒れるおそれがあります。
扉がはずれないか点検する方法は、ピポットヒンジ(上)のカバーを下へスライドしてはずします。
次に、扉が閉まった状態で、扉をピポットヒンジ側に寄せながら倒れないように押さえつけて、軸のつまみを下げ、軸の先端が穴に入るか入らないかぐらいの位置で一旦止めます。
このときの軸の下がり量(軸の掛かり量)が、つまみの厚さ(A部)の約2倍以上になるか確認してください。
軸をもどす際には、軸が確実にはまったことを確認してから手を離してください。
点検時に扉がはずれるおそれがありますので、扉は必ず閉めた状態でご確認ください。
点検は2名以上で行ってください。
軸の掛かりが浅く扉がはずれるおそれがある場合、また、ご不明な点がございましたら、ご購入された建築会社様、工務店様、販売店様、またはお近くの当社支店・営業所へお問い合わせください。
●対象商品のピポットヒンジの意匠