日ごろからご使用の手すりに異常や不具合を発見した場合は、まずはご購入された建築会社様、管理人(管理会社)様、または三協アルミお客様相談室にご相談ください。不具合をそのままにしておくと、落下や転落など人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
各部の名称と手すりの種類
墜落防止手すり
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・一段タイプ
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・二段タイプ
歩行補助手すり
日常点検について
ご使用中に色々な不具合が発生する場合があります。また、風などによって繰り返しかかる荷重や振動により、ねじ・ボルトがゆるむ場合があります。以下の現象がみられた場合は、まずはご購入された建築会社様、管理人(管理会社)様、または三協アルミお客様相談室にご相談ください。
そのままにしておくと、落下や転落など人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
次のような不具合がないかどうか、お手入れのときなどを利用して定期点検してください。
点検の目安は年に1〜2回程度です。
墜落防止手すり
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① 手すりをゆするとグラグラする。
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② ねじ・ボルトがゆるんでいる、抜けている。
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③ 笠木・支柱・方立が変形している。
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④ 二段笠木・下弦材が変形している。
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⑤ 手すり子が変形している、はずれている。
(すき間が広がっている) -
⑥ ガラスが割れている。
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⑦ パネルが変形している。
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⑧ パネルを止めている押さえ材がはずれている。
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⑨ キャップがはずれている。
(部材の小口がむき出しになっている) -
⑩ 手すりが腐食している。
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⑪ 支柱の下部からさび水が出ている。
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⑫ 手すりと建物の接合部にひび割れがある。
歩行補助手すり
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① 歩行補助手すりをゆするとグラグラする。
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② ねじ・ボルトがゆるんでいる、抜けている。
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③ レールが変形している。
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④ キャップがはずれている。
(部材の小口がむき出しになっている)
定期点検表(定期点検の記録)
お手入れ方法について
長期間、清掃しないままにしておきますと、表面に付着した汚れは、腐食やしみの原因となります。汚れが軽いうちに清掃してください。清掃の目安は、少なくとも年に1〜2回程度です。特に海岸地帯や交通量の多い道路沿いは、塩分や排気ガスによる腐食やしみが進みやすいので、まめにお手入れしてください。
表面についた砂やほこりをていねいに取り除いてください。
汚れは、柔らかい布、スポンジ(※1)などを使用して水洗いにより、洗い落としてください。金属たわしなどでこすると、表面にキズがつき腐食の原因となりますので、使用しないでください。
水洗いで取れない汚れは、薄めた台所用合成洗剤(液性:中性)(※2)を柔らかい布などに含ませ、拭き取ってください。
洗剤使用後は、洗剤が残らないように十分に水洗いを行い、最後に乾いた布で水分を拭き取ってください。
ベンジン、シンナー、アルコールなどの有機溶剤、便器やタイル用の酸性洗浄剤やアルカリ性洗浄剤は、表面を侵し腐食の原因となりますので、使用しないでください。
薄めた台所用合成洗剤(液性:中性)(※2)を汚れた部分に直接かけたり、直接スプレー散布したりしないでください。液だれにより白くなったり、しみの原因となります。
スポンジを使用する場合は、スポンジの取り扱い説明書を確認してください。
洗剤を使用する場合は、洗剤の取り扱い説明書を確認してください。