なぜ事故が起こったのか？
主婦が花を植え替えるため庭の手入れをしていた。
灯油の移動販売車が近づいてきたため、呼び止めようとフェンスにもたれかかったところ、フェンスが支柱からはずれてフェンスと共に道路側に転倒した。
転倒した際に腕から倒れたため、腕に打撲を負った。
フェンスは、家を新築した15年ほど前に道路との境界に設置したもので、時々プランターを掛けるなどの使い方をしていた。
事故にあわないためには！
フェンスは、敷地境界・隣地境界の区切りのために設置するものです。転落防止柵ではありませんので、無理な力をかけるとフェンスがはずれ、人の転倒・転落につながるおそれがあります。
フェンスの設置を検討される場合、道路から高い段差がある場所などの設置場所によっては、従来のフェンスではなく、墜落防止手すりなどの専用製品を設置する必要がありますので、施工業者、設計業者にご相談ください。
ご注意のポイント
フェンスにプランター、布団、カーペットを掛けるなど、フェンスに無理な力をかけるような使い方をしないでください。
フェンスと支柱の連結部が緩んでいるときは、ご自分で分解や修理をせずに、まずは建築会社様、工務店様、販売店様・ご購入された販売会社様へ点検または修理をご依頼ください。業者様と連絡が取れない場合は、三協アルミお客様相談室に修理をご依頼ください。
連結部を緩んだままにしておくとフェンスがはずれるおそれがあります。
一般社団法人 日本エクステリア工業会
資料より引用