なぜ事故が起こったのか？
主婦が上げ下げ窓を掃除しようとして、ガラス障子を上げて固定したものの意図せず降下したために、あわてて障子を支えようと片手を障子の下に差し込んだところ、障子の重量を支えきれず、降下した障子と下枠との間に指を挟んで軽い打撲となった。
被害にあった主婦は、最近、障子が固定しづらくなったと感じていた。
事故にあわないためには！
長年の使用で上げ下げ窓に以下の現象がでた場合は窓の使用を止め、家を建てた業者様（工務店、ハウスメーカー、販売店など）へ点検または修理をご依頼ください。業者様と連絡が取れない場合は、三協アルミお客様相談室に修理をご依頼ください。
ガラス障子が固定しにくくなった、またはガタつくようになった。
ガラス障子の開閉時に異音がするようになった。
ガラス障子の開閉が重たくなった。
たて枠の障子固定用穴付近に、変形やキズが多く発生してきた。
など
そのまま使用されますと、ガラス障子が固定されずに落下し、思わぬけがをするおそれがあります。
ご注意のポイント
上げ下げ窓の開閉操作は操作つまみを持ち、ガラス障子が確実に固定されていることを確認してから手をはなしてください。
上げ下げ窓に衝撃が加わるような乱暴な開閉は行わないでください。
衝撃で不具合が発生し、障子が不意に落下するおそれがあります。
一般社団法人 日本サッシ協会 資料より引用