なぜ事故が起こったのか?
歯科医院に通っている5歳の女の子が待合室の入り口で靴を脱ぎ入ろうとしたときに、バランスをとろうと左手を丁番側のドア枠にかけていた。
あとから入ってきた母親がドアと枠とのすき間に指が入っていることに気付かずドアを閉めたため、女の子の左手親指が枠とドアの間にはさまれ、親指を骨折した。
事故にあわないためには!
ドアの開閉時には、丁番側のすき間に手を置かないでください。
指がはさまれると思わぬけがにつながるおそれがあります。
ご注意のポイント
丁番側のドア端部と枠との間は、ドアを閉めるときに大きな力が加わるので手をはさまないようご注意ください。
ドアを閉めるときは、ドアの周辺にいる人に注意して操作を行ってください。
特にお子様にはご注意ください。
玄関ドアだけでなく、室内ドアも同様にご注意ください。
ドアクローザ付のドアの場合には、季節の変化などで閉じるスピードが速くなることがありますのでご注意ください。
一般社団法人 日本サッシ協会 資料より引用