門まわり&庭のリフォーム

実例に学ぶ!リフォーム成功術

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屋根付スロープ、段差なし、車いすの生活を快適に

まず建物を完成、住みながら外まわりを計画したY様邸。「子どもが車椅子を使う生活なので、どこから出入りしどう移動したらいいか、実際に暮らす中で動線を考えたんです」

車から降りて車椅子で家に入るのに、当初は玄関にスロープをつくる予定でしたが、庭先から出入りするほうが便利では?と考え直し、“リビングの前にガーデンルームとスロープを設ける”というプランに決めたそう。

完成したスロープは、車から降りた場所から上がりやすいように、位置や広さを綿密に計算。カーポートからのばした屋根のおかげで、雨でも室内まで濡れずに出入りできます。スロープ〜ガーデンルーム〜室内をスムーズに行き来できるように床の段差をなくすなど、愛情にみちた暖かい配慮が随所に。「旅行する機会が少ないので、ここで戸外の心地よさを子どもと一緒に味わいたいですね」

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安全・介護

車椅子を使う娘が快適に安全に暮らせるように工夫。駐車場や門からのアプローチはスロープに、室内やデッキは段差のない床でつなげ、要所に屋根や手すりを設置しました。

駐車場の改良

梁や屋根を自由にのばせる『U.スタイルⅡ』のおかげで、駐車場からスロープまで屋根がつきました。駐車スペースもスロープの幅もどちらも広く取りたくて何度も調整しました。

プライバシー

塀でがっちり塞いでしまわず、格子や生け垣で軽快に仕切って開放感のある庭に。『ハピーナ』は腰パネルを採用したので、道路からの視線が入らず安心してくつろげますね。

Data

  • リフォーム場所/門まわり、庭、カースペース
  • リフォーム費用/380万円
  • 工期/40日
  • 使用商品/U.スタイルⅡ、ハピーナ、ひとと木2

スロープから続くガーデンルーム『ハピーナ』入口は大きく全開できる折りたたみ戸に、段差も最小限にして車椅子で出入りしやすく。腰パネルが道路からの視線をカット。

右/道路との境界は生け垣や縦格子、横格子などでゆるやかに仕切り、開放感のある庭に。

ここで青空やそよ風にふれて、外の心地よさを家族で楽しんでます。

左/『ハピーナ』から隣室へデッキをつなげ、床の段差をなくしたので車椅子で行き来しやすくなりました。右/青空や風を満喫できる場所。デッキは耐久性のある人工木デッキ『ひとと木2』を採用。

左/車を降りてスロープを上り、ガーデンルームへ。カーポートの梁と屋根をスロープまでのばしたので、雨の日でも濡れずに出入り。右/門柱の間もスロープなので、車椅子で庭に入れます。

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