「駐車場から家までめいっぱい屋根をつけて、雨の日でも玄関から車まで濡れないで出入りできるように」と希望されたY様邸。
建物に沿って『U.スタイルⅡ』の屋根をL字に組み、ファサード空間をすみずみまでおおいました。前の梁はダイナミックにのばし、門まわりを素敵なゲートに演出。柱を植え込みまで逃がしたので、アプローチもカースペースも広々として、柱がじゃまにならず、車の出し入れもしやすく、人の行き来もスムーズです。
屋根をL字に組んだとき、家との間に一部すき間ができましたが、そこには『メニーウェル』のテラス屋根をぴったりと設置。「おかげでお天気に関係なく気軽に外出できるようになりました。屋根が半透明で明るいのも快適ですね」。和室前には木調の横格子で目隠しも設けて、道路からの視線をカット。オープンなのに落ち着ける住まいになりました。
雨の日、買い物袋を抱え子どもを連れて車から降りると、玄関につくまでに濡れてしまうのが悩みでした。前庭全体をおおう屋根が欲しい…という願いがかなってうれしいです。
駐車場はL字型。一枚屋根でおおうことなんてできるの? と思っていたら、敷地対応力の高い『U.スタイルⅡ』を勧められました。おかげですみずみまで屋根がついて快適です。
道路からの視線は気になるけどクローズにはしたくない。そこで和室の前には木調の横格子を設け、玄関を出たところにはソヨゴを植えるなど、必要なところだけ目隠ししました。
『U.スタイルⅡ』の梁を門まわりまでのばしたユニークなゲート。シャープな直線ラインと、既存のアールのステップとの対比が鮮やかです。
和室前には木調の汎用部材で横格子の目隠しを設置。
道路からの視線が入らず、落ち着いて過ごせます。
左/フラットな『U.スタイルⅡ』が景色にすっきりと溶け込んで。右側の斜めの庇は、『メニーウェル』の屋根。カーポートと建物とのすき間をうまくつないでいます。右/庭側には人工木デッキ『ひとと木』を建物に沿って設置。
L字に組んだ『U.スタイルⅡ』の屋根。建物前にできたすき間には、『メニーウェル』の屋根を設置(中央奥の勾配の違う部分)。これで玄関から車まで雨に濡れません。
『U.スタイルⅡ』の屋根ですっぽりおおった前庭。柱をアプローチの脇まで逃がしたので、空間を広く使えて車の出し入れもラクに。