静かな庭の片隅、ほの暗いテーブルを囲んでシャンパンを傾けるM様ご夫妻。会社を経営されているご主人と、そのお手伝いと主婦業をこなす奥様。超多忙なお二人が一日の仕事を終え、楽しく語りながらくつろいでいます。そよ風がほほをなで、壁泉の水音がやさしく響いて、まるでおしゃれなリゾートホテルにいるみたい。…と思ったら、ここ、実はM様邸の新居なのです。
庭の一番奥に、『M.グローリア※』でパーゴラ風のテラスを設置。風格ある木調の柱と高い屋根が、広々とした上質空間を生み出しています。「とにかく気持ちがいい。夜になると庭に出たくなるんです」「ちょっと離れているので、日常を忘れさせてくれる別世界です。壁泉もステキ。屋根があるせいか、すごく落ち着きますね」
ご主人は人との交流も多く、お友達や会社関係の方々を招いてバーベキューパーティを開くこともしばしば。先日もゴルフ仲間がここに集まって、にぎやかな宵の宴を楽しみました。「ムードたっぷりな夜の庭も、緑に囲まれた昼の庭も大好き。弟の一家なんて、『旅行に行くかわりにお姉ちゃんとこに泊めてよ』ですって(笑)。家族や親戚、友人たち、みんなが楽しめる家になって大満足です」
※ガーデンスクリーン『M.グローリア』は現在販売を終了しております。
建物の完成後、外まわりを、知人の紹介でアポアの浜田さんに依頼。「最高のエクステリアにしたかったので、プロのセンスにおまかせしました」とご主人。庭に対するご希望は”お客様が大勢集まるガーデンパーティを開きたい“のひとことでしたが、それを見事にかなえてくれたのが庭奥のテラスでした。脇にはトイレや倉庫も設置。お客様が母屋に入らなくても、すべて屋外でおもてなしできるように配慮されています。
ファサードは駐車場とアプローチを『M.シェード』でおおったダイナミックなデザインに。その堂々たる外観は、ご近所さんから親しみを込めて「御殿」と呼ばれているそうです。
庭の奥に視覚ポイントを設け室内からの眺めも楽しむ。
デッキやガーデンルームは通常、建物に接してつくるものですが、M様邸では庭の奥にも独立したテラスを設け、視覚的なポイントにしました。離れたところに集いの場を設けることで、庭の奥行きと広さが強調され、室内や庭先からの眺めも楽しめます。
[設計者]株式会社アポア 浜田力様
使用商品:ガーデンスクリーン『M.グローリア』、カーポート『M.シェード』、形材門扉『J.モダン』
※『M.シェード』は、『M.シェードⅡ』にリニューアルしました。
※ガーデンスクリーン『M.グローリア』は現在販売を終了しております。