休日の昼下がり、N様邸の庭先から明るい笑い声が響いてきます。わんぱく盛りの坊やは最近電車とブロックに夢中。それをあたたかく見守るお母様とおばあ様。室内のように気がねなく遊べるガーデンルームで、時がゆっくりと過ぎていきます。
庭づくりにこだわりたかった奥様は、家を新築後、ネットで見つけた癒樹工房・高橋さんのもとへ。「話をしっかり聞いてくれるし、初回のプランにひとめ惚れして(笑)」と依頼を決めました。ガーデンルームもつけたいと思い、「最初他社のものを考えていましたが、『ハピーナ』を勧められて。つくりが確かだし“もう1つの部屋”としても魅力的だったので、これに決めました」
こうして完成したお庭には、折りたたみ戸がついて三方向に大きく開くガーデンルームを設置。まわりに白いタイルのテラスを広げ、隣家との境は板塀と白壁のおしゃれな目隠しで囲って、落ち着いたプライベートガーデンに。戸外の開放感と守られている安心感をあわせ持つ、居心地のいい空間になりました。
お庭のテーマはアジアン+和。もともと「バリのリゾート風にして浴室から眺めたい」と考えていましたが、一方で和室の前は和の庭が欲しいと希望したら、高橋さんに「両方を分けずに広い空間にしましょう」と提案されたそう。「でも、うまく融合できるのかしらと思ったんですが、さすが!色数を抑えモダンにまとめてくれて、見事に調和しましたね」
夜の照明演出も大満足。「共働きなので、一日の終わりに眺めて癒されるお庭が欲しかったんです。主人も夜の庭が大好き。二人で外で飲んでいると蚊が来ますが、ガーデンルームは網戸もついているので快適なんですよ」
奥の床を階段状に上げていって広々と一望できる庭に。
ガーデンルームと外のテラスの床のレベル差をほとんどなくして、空間をつなげ、行き来をスムーズに。庭の奥は盛り土をして階段状に床を上げ、広がりを出すとともに庭全体が一望できるプランに。床の高さを工夫し、見て楽しく使って楽しい庭を提案しました。
[設計者]癒樹工房 高橋輝匡様
使用商品:ガーデンルーム『ハピーナ』※『ハピーナ』は、『ハピーナリラ』にリニューアルしました。