家族の集まる場所が欲しい
植物もふんだんに
木漏れ日の奥にたたずむ優美な洋館、揺れる緑、レンガの小径。O様邸のお庭はまるで外国映画のワンシーンのよう。
仕事で海外に行く機会の多いご主人は、自邸を大好きな英国風に建て、お庭もイングリッシュガーデンにしつらえました。しかし年月とともに樹木が育ち、日陰になった庭は雑然とした感じに。そこで、住宅会社から紹介されガーデンアート昌三園様にリフォームを依頼。「庭をととのえ、日陰の場所まで植物をふんだんに」「家族やお客様が集える場所が欲しい」と希望を伝えたところ、最初に出てきたプランが気に入って、あとはすべておまかせしたそうです。「プロのセンスを信頼したほうが良いものができると思って。おかげで期待以上の庭になりました」
アメリカ人のお客様も
「植物園みたい」と楽しむ
生まれ変わったお庭は、樹木がすっきりし、古レンガは再利用されて床を彩り、自然な雰囲気を残しながらもお手入れが楽に。日なたや半日陰など適材適所に数十種類もの植物が植えられ、とりどりの緑が楽しめます。
リビング前のテラスには『スマーレ』を設置。屋根や腰壁が雨の吹き込みを防ぎ、家具を置いて落ち着ける空間に。重厚感のある柱が建物の風格とも調和して、ずっと前からそこにあったようにしっくりと風景になじんでいます。「先日お招きしたアメリカ人のお客様は、『まるで植物園のようですね』とここからの眺めを楽しんでくださっていました」と奥様。
家族でお茶や食事を外でいただく機会も増えたとか。「コーヒー一杯でもシリアル一皿でも外だとおいしいですよね。娘はここで宿題なんかもしてるみたいです」
より開放感のあるガーデンテラスを提案。リフォームの違和感がないよう配慮。
これだけ広く豊かなお庭を楽しむには、ガーデンルームより開放感のあるガーデンテラスをと考え、『スマーレ』を提案。色は建物に合わせて白も考えましたが、樹下のかげりと合うダークな木調を採用。後付け感がなく、建物やお庭と調和したと思います。年月を重ねたお庭の味を壊さないように、床材などにも気を配りました。
[設計者]有限会社ガーデンアート昌三園 チーフプランナー 三島尚子様
使用商品:ガーデンテラス『スマーレ』、ガーデンルーム『ハピーナ』※『ハピーナ』は、『ハピーナリラ』にリニューアルしました。