2016.10.19
首都圏の30代〜50代の女性対象
〜 玄関空間の「健康度」に関する意識調査 〜
玄関空間は「重要な場」だが、現状に「満足」している人は3割のみ。
理想は 「明るい」・「広い(スペース・収納)」・「風通しが良い」
三協立山株式会社・三協アルミ社は、新玄関ドア「ファノーバ」の発売(2016年5月)に伴い、2016年8月に、30〜50代の既婚女性を対象にした「玄関空間の“健康度”(※1)に関する意識調査」を実施しました。
※1. | “健康度”とは、自宅の玄関空間に不満や直したい箇所がなく、満足している状態を「非常に健康である/健康である」、1つ2つの不満はあるが生活においては大した問題でない場合は「どちらでもない」、不満や問題を感じている場合は「健康ではない/かなり健康ではない」と定義づけたものです。 |
〜 主な調査結果 〜
- ◆玄関空間は「重要な場」だが、理想と現実にはギャップ
- 自宅の玄関空間を重視している人は全体の74.0%ですが、自宅の玄関空間は「健康」と考える人は約3割にとどまり、理想の玄関空間を100点とした場合、自己採点は平均48.7点でした。玄関空間は「重要」と認識しながらも、現状には満足しきれていない、理想と現実のギャップが浮き彫りとなりました。
- ◆現状の玄関空間への不満は「狭さ」と「暗さ」に加え、「風通しの悪さ」も目立つ
- 現状の玄関空間への不満は、「狭さ(スペース・収納)」と「暗さ(外光が入らない)」が上位を占めました。また、「外からの風が入らない」「湿気や熱気を外に逃がせない」「結露が不満」「カビが出るのが不快」「窓がない」など、「風通しが悪い」ことが原因となる不満も目立ちました。
- ◆理想の玄関空間に求めるのは「明るさ」「広さ」「風通しの良さ」
- 理想の玄関空間に必要な要素は、「明るさ・採光」がトップ。次いで、「広さ(スペース・収納)」「風通しの良さ」です。理想の玄関空間では、「明るさ・採光」が「広さ(スペース・収納)」を上回っており、現実は機能重視、理想は快適さを求める傾向にあるようです。
- ◆玄関ドアに特化した現状への不満は「採光」と「通風」
- 理想の「玄関ドア」に特化すると、「防犯」、「操作性」、「採光」、「通風」を重視。「防犯」「操作性」は現状の自己評価はまずまずですが、「採光」と「通風」は現状評価が低めであり、今後の課題といえそうです。
< 調査概要 >
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・調 査 方 法:インターネット調査
・対 象:30代〜50代で子供を持つ既婚女性
・居 住 地 域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、群馬県、栃木県、茨城県
・有効サンプル数:312サンプル(30代:104サンプル、40代:104サンプル、50代:104サンプル)
< 調査結果サマリー >
- ①玄関空間を「重要な場である」と考える人は、74.0%と非常に高い!
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自分や家族にとって、玄関の空間は「重要な場」であると思うかを尋ねたところ、「そう思う」(「非常にそう思う」、「そう思う」)という人は74.0%にも達しました。
一方、玄関空間について、不満や直したい箇所が無く、満足している状態を「健康である」と定義づけた場合、自宅の玄関の空間を健康だと思うかを尋ねたところ、「健康である」(「非常に健康」、「健康」)と答えた人は27.6%と約3割にすぎませんでした。 - ●自分や家族にとって、玄関の空間は「重要な場」であると思いますか。
- ●自宅の玄関空間について、「不満や直したい箇所」が無い状態を 「玄関の健康な状況」⇒「健康」と定義づけすると自宅の玄関空間は、どのような健康な状況だと思いますか。
- ②自宅の玄関空間の不満ポイント上位は、「狭さ」と「暗さ」
- 自宅の玄関空間について、不満や直したい箇所を尋ねたところ、1位は「スペースが狭い」(51.0%)、2位は「収納が狭いため、乱雑にものが置いてある」(29.2%)、3位は「外からの光が入らず暗い」(26.6%)の順でした。スペースや収納の“狭さ”と“暗さ”に不満が高いようです。
また、「窓がない」(16.0%)、「外からの風が入らない」(15.1%)、「湿気や熱気を外に逃がせない」(13.8%)、「結露が不満」(9.0%)、「カビがでるのが不快」(9.0%)といった“風通しが悪い”ことが原因となる不満も合計62.9%と高い傾向を示しています。これらの不満は玄関空間に窓をつけて、“風通しをよくする”ことで改善される項目といえます。さらに、窓をつけると「外からの光が入らず暗い」(26.6%)も改善することができるため、改善する項目は合計89.5%となります。“窓をつける”ことは、玄関空間の不満解決に向けた有効な対策の1つとなりそうです。 - ●自宅の玄関の空間の不満や直したい箇所はどこですか。(複数回答)
- ③理想の玄関空間に求めるのは「明るさ」 「広さ(スペース・収納)」「通風」。現状は平均48.7点。
- 理想と考える玄関空間を尋ねたところ、1位は「明るい・採光」(112人)、2位は「広い」(79人)、3位は「収納が多い」(58人)、4位は「風通しがよい・湿気対策」(55人)の順でした。
玄関空間への不満では、「スペースの狭さ」、「収納の狭さ」が1、2位でしたが、理想とする玄関は「明るい・採光」がトップに躍り出ました。“光が入り込む明るい玄関”のイメージが理想という人が多いようです。
理想の玄関空間について、「明るさ」、「広さ」、「収納」、「通風」といった“ハード面の機能”が上位にあがる一方、来客や家族との「コミュニケーションの場」と回答した人も12人いました。「帰ってきてホッとする空間」、「家族を元気に送り、温かく迎える」など、「精神的効用がある」(44人)とあわせると、“ソフト面の機能”をあげた人は56人にのぼります。現実は機能重視ですが、理想は快適さを求める傾向にあるようです。
さらに、理想とする玄関の空間を100点とした場合、自宅の玄関空間は何点くらいと評価するかを尋ねてみたところ、平均点は48.7点でした。 - ●理想と考える玄関の空間はどのような空間ですか。
(フリーアンサー形式/回答をカテゴリー化して集計 ※カテゴリーが重複した回答の場合はダブルカウントで集計)
- ●理想と考える玄関の空間を100点とするならば、現在お住まいの玄関空間は何点くらいと評価されますか。
(フリーアンサー形式/回答をカテゴリー化して集計 ※カテゴリーが重複した回答の場合はダブルカウントで集計)
- ④玄関ドアで重視するポイントは 「防犯」、「操作性」、「採光」、「通風」。不満は「通風」「採光」
- 自宅の玄関ドアで重視するポイントを尋ねてみました。1位は「暮らしを守る(防犯)」(5.33ポイント)、2位は「使いやすさ(操作性)」(4.12ポイント)、3位は「光を取り込む(採光)」(3.57ポイント)、4位は「風を取り込む(通風)」(3.36ポイント)の順でした。
さらに、自宅の玄関ドアの各機能が高いと思うかを尋ねてみました。機能が「高い」(「非常に高い」、「高い」)と思う機能のトップは「暮らしを守る(防犯)」の32.1%でした。 一方、「風を取り込む(通風)」、「光を取り込む(採光)」は、「低い」(「低い」、「かなり低い」)という人がそれぞれ54.5%、50.0%と過半数を占めました。
玄関ドアの機能として重視するポイントと現状とのギャップは、「風を取り込む(通風)」と「光を取り込む(採光)」の2点です。「通風」と「採光」機能は、玄関ドアの今後の課題といえそうです。 - ●自宅の玄関ドアにおいて、重視するポイントに優先順位をつけてください。(※加重平均で算出)
- ●自宅の玄関ドアの各機能は高いと思いますか。
<ご参考①>
- 回答者プロフィール
●現在のお住まいの玄関の広さはどのくらいですか?
<ご参考②>
- 上記調査結果から、理想の玄関空間を作るには、間取りの検討に加え、「通風」と「採光」を重視した玄関ドアの採用が決め手となりそうです。三協アルミでは、理想の玄関空間を作るため、使い手にやさしい「USER Friendly(ユーザー フレンドリー)」をコンセプトに「通風」「採光」にこだわった玄関ドア「FANOVA(ファノーバ)」を今年5月に発売しています。
FANOVA(ファノーバ)は、業界初の採風機能付きデザイン「内開き窓(横型)タイプ」をはじめ、リアルな質感にこだわった浮造り調の新木目色や、選べるタッチ錠「e・エントリー」をラインナップしており、オンリーワンなデザイン、ユニバーサルな使いやすさにより、安全性や快適性能を充実させ、自分らしさでセレクトできる、次世代の玄関ドアです。
http://alumi.st-grp.co.jp/news/2016news/hk20160225.html
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。