ニュースリリース

2022.10.07

2022年度グッドデザイン賞を受賞
外装ルーバー「タワースクリーン TSRシリーズ」/
「DI(ダイナミックインシュレーション)窓」

 三協立山株式会社・三協アルミ社が発売している外装ルーバー「タワースクリーン TSRシリーズ」と「DI(ダイナミックインシュレーション)窓」の2商品が、「2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。

《受賞商品の概要》

① 外装ルーバー「タワースクリーン TSR シリーズ」
 外装ルーバー「タワースクリーン TSRシリーズ」は、ファサードのデザイン性と風騒音の抑制を両立した格子タイプの風騒音対策型ルーバーです。ルーバーの角部に曲面を設けることで、ルーバーに対して風が吹きつけた際に生じる風騒音(風切り音)を低減しました。目板にも曲面を設けることで360°全ての方向からの風騒音を低減することができ、外観と内観の意匠を統一することが可能です。屋上設備や非常階段などの目隠しから、日射遮蔽を目的とした開口部への取り付けなど、人が密接にかかわる場所に対しての使用にも配慮した商品です。
<グッドデザイン賞評価ポイント>
 風騒音(風切り音)対策の徹底をミニマルなデザインの中に具体化している。汎用的に様々な活用が期待できる高品位な建築素材として、シリーズのさらなる拡張に期待したい。日射の遮蔽や目隠しファサード、省エネへの貢献など、多様な用途と効果をもたらす外装用アルミルーバーとなって完成している。課題となる「風騒音」を繊細な角R形状の追求により具体化し、さらに目板実装により大幅な課題低減を成功させた企業ノウハウと実装力が評価された。カラーラインナップやサイズバリエーションと共に建築物や都市空間の演出と機能のさらなる向上に強く期待したい。
<デザインのポイント>
◆風騒音を低減する独自のルーバー形状

◆同一デザインの長さ、幅違いでラインアップによりファサードを多彩に演出

【発売日】

2021年8月2日

【参考】

外装ルーバー「タワースクリーン TSRシリーズ 風騒音対策型」発売
(2021年7月29日リリース)
https://alumi.st-grp.co.jp/news/2021news/om20210729.html

② 「DI(ダイナミックインシュレーション)窓」
 「DI(ダイナミックインシュレーション)窓」は、窓を開けずに「換気しながら高断熱」を実現する二重窓です。窓と24時間換気を組み合わせることで、外窓と内窓の間に取り入れた外気を対流させ、その空気の流れで窓から逃げる熱を回収する「室温に近い心地よい換気」と、窓でありながら「外壁並みの高断熱」を実現。快適に住み続けるためのお手伝いをします。
<グッドデザイン賞評価ポイント>
 「換気しながら高断熱」する2重サッシを実現している製品である。窓の結露問題は、家を汚すだけではなく、カビによる健康被害も問題になっている中、「断熱」と「換気」の両方を併せ持つサッシは画期的だろう。一見シンプルな2重サッシではあるが、上部にあるユニットによって外気を室温に近い温度で取り入れる工夫がなされている点は評価に値する。
<デザインのポイント>
◆外窓と内窓の間に外気を対流させ、その空気が窓から逃げる熱を回収することで室温に近い換気を実現

◆窓から逃げる熱を回収し、外壁並みの高断熱が得られることで空調負荷エネルギー・CO2排出量を削減

◆室温への影響を抑えて常時換気ができるので、窓まわりだけでなく部屋全体の結露を軽減

【発売日】

2021年2月1日

【参考】

超高層マンション対応「DI窓」発売(2021年1月22日リリース)
https://alumi.st-grp.co.jp/news/2021news/om20210122.html

GOOD DESIGN
◆グッドデザイン賞(Gマーク)
 1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
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