スノースカイ誕生ヒストリー

はじまり

積雪地域でのカーポートは強度性能に優れた「スチール折板タイプ」が、エクステリアの主要アイテムとなっています。しかし、スチール折板の屋根は太陽光を遮るため、庭空間が暗くなるという面があります。そこで、積雪エリアの当社の新潟・長野・富山・北陸(石川、福井)支店、そして本社営業・開発部門の担当者が集まり、「雪国でも明るい庭空間が楽しめるカーポート」の企画検討が始まりました。

構想設計

まず、当社の既存の採光タイプ カーポートをベースに、構想設計をスタートさせました。屋根パネルには採光性を確保できる、通常のポリカーボネートを採用しました。しかし、150cmの積雪強度を保持するには、屋根部材の本数増加や外形寸法を大きくする必要があります。通常のカーポートのようなスタイリッシュなデザインを目標にしていたことから、強度性能とデザインの狭間で設計に大きな壁が立ち塞がりました。

試練と実証、記録的大雪

ようやく設計に目処が付き、試作検証の段階を迎える時期を迎えました。試作体は自然環境下で暴露試験に入りました。しかし、待っていたのは昭和56年の豪雪以来の記録的大雪。試作場に建てられていた一般のカーポートが軒並み倒壊する中、屋根にギッシリ雪がのった状態でもしっかりと建っているスノースカイの姿に、担当者一同、胸を撫でおろすとともに、開発方針に間違いがなかったという自信を抱きました。

誕生

本設計も順調に進み、強度試験を始めとする各種試験も無事クリアしました。そして2011年9月、満を持してスノースカイは発売の運びとなりました。採光パネルタイプの積雪型カーポートは当社が業界に先駆けて商品化を図ったものです。スノースカイの市場での大人気によって、折板カーポートに続く定番商品として、お客様に高く支持されています。

開発者の声

スノースカイの開発コンセプトはポスト「折板カーポート」。北陸をはじめとする積雪地域では、既にスチール折板のカーポートが広く普及していました。それゆえ市場では意匠の画一化がおこり、お客様からより良い商品の要望が出始めた頃です。
折板カーポートの後を担う次世代カーポートとして企画・開発がスタートしたのが2010年の6月でした。具体的には「カッコいい」「明るい」「強い」しかも「リーズナブル」という、かなり高いレベルの要求が課せられました。
開発を進めていく中で幸運(不運?)だったのは、この冬が近年稀に見る大雪となったことでした。記憶にある方も多いかと思いますが、あの56豪雪(1980〜81年)以来の積雪(伏木で127cm)を観測しています。出社するのも一苦労でしたが、リアルな自然環境下で強度検討・確認ができるチャンスでもありました。おかげで、未知なる課題の早期発見・解決ができ、新商品としては異例なスムーズさで商品化が進み、2011年9月の発売につながったと思います。
これからも、雪国に明るい空を届けるカーポート「スノースカイ」をよろしくお願い致します。

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