ニュースリリース

2008.10.31
2008年度「グッドデザイン賞」受賞
勢いよく閉めたサッシに手をはさまない「セーフキーパー」

 三協立山アルミは、当社の住宅用サッシ「マディオ(MADiO)」シリーズの引違い窓に取り付け、勢いよく閉めたサッシの枠と障子の間に手をはさまないように配慮した、ストッパー部品「セーフキーパー」を発売しています。「2008年度グッドデザイン賞」にも選ばれています。

 住宅の高気密・高断熱化により一般的になってきた複層ガラスサッシは、重量があるのでお年寄りや子供には開閉が負担になりがちですが、「マディオ」シリーズの「UD障子」を選ぶことで、開閉時の負担を軽減します。しかし、お年寄りや子供でも操作しやすい「UD障子」は操作力が軽い分、力を入れすぎると勢いよく閉まる場合があります。
 「セーフキーパー」は、勢いよく閉めた場合は戸先側に取り付けたストッパーで障子を停止させ、ゆっくり閉めた場合は通常通り閉まる機能をもった“ユニバーサルデザイン”配慮部品(テラスタイプ半外付2枚建UD障子に取り付け可能)です。家族の誰もが安心してサッシや引戸の開閉を行ってもらえることを目指して、商品を開発しました。

 引違いサッシの上部に「セーフキーパー」を取り付けることにより、閉まる寸前で障子を一旦止める「ストップ機能」を付加することができます。閉まる速度が速い場合にのみ反応するため、枠と障子の間に指を挟み込むような“大けが”を予防します。一旦止まった障子は、再度ゆっくり押すことによって完全に閉めることができます。また、ゆっくりした操作の場合には機能は作動しないため、スムーズな開閉操作が可能です。シンプルで小ぶりな形状となじみのよい色を設定し、取り付ける商品の意匠や外の景観に影響を与えないようスッキリとしたデザインにしました。

  


【価格】9,800〜50,000円
  ※取り付け対象商品への上乗せ金額で、消費税、組立・取付費等は含まれておりません

【発売日】平成20年6月1日



■住宅用サッシ「マディオ」シリーズ

【商品概要】
 アルミ樹脂複合タイプの「マディオJ」「マディオM」、アルミ複層ガラスタイプの「マディオP」、アルミ単板ガラスタイプの「マディオS」があり、住まいの住環境やライフスタイルなどに合わせて断熱性能を選択できます。すべてのシリーズで引違い網戸・シャッター本体・面格子・雨戸などの形状や寸法などの基本仕様を統一、さらにオプションも共通化しています。

【カラー】
「マディオJ」「マディオM」室内側の樹脂内観色
シャンパングレイ、ホットブラウン、ブラック、マットホワイト、クリアライト、ナチュラル、ミディアム、ダークの計8色。

「マディオJ」「マディオM」室外側のアルミ外観色
「マディオP」「マディオS」のアルミ内観・外観色
サンシルバー(「マディオJ」の一部の商品やサイズ、「マディオM」を除く)、シャンパングレイ、ホットブラウン、ブラック、ホワイト、ブロンズの6色。

【ユニバーサルデザイン】
 「マディオ」シリーズには、レールのないフルフラット構造の「ノンレールサッシ ウォーキング」や車イスのスムーズな出入りが可能な下枠アタッチメントを取り付けた「バリアフリー引違い窓」を用意。段差を軽減したバリアフリーの家づくりが実現します。


◇やさしさをプラスするユニバーサルデザイン(標準装備)
  • ハンドルの形状は、だ円形になっていますので子供からお年寄りまで、握りやすい形状になっています。また、ハンドル・クレセント類の操作レバーには、すべりにくい3本の突起を設けました。
  • 障子の室内側掘り込み引手を、どの高さからでも手がかけられて障子が開閉できるように、形材全体を引手形状にしました。
  • 外障子用の下枠レール端部にストッパー部品を設けることにより障子を全開した場合でも引き残しができ指がかかり、閉めやすくなりました。
  • 引違い窓は、室外側へ飛び出すことなく、全て室内側から建て込み・取りはずしができますので、重い複層ガラス障子の取り扱いもスムーズに行えます。装飾窓も外面のガラス掃除が室内で行えるように配慮しています。


◇ユニバーサルデザイン配慮装備(選択部材)
引違い窓、バリアフリー引違い窓、ノンレールサッシなどの「UD障子」には、重量のある大型サッシに最適な握りやすくしっかり力を入れやすい「大型ハンドル」や、ハンドルを軽く操作するだけで開け始めの重さを軽減する「ユニバーサルハンドル」が選べます。



ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。
仕様、価格など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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